GXを支える「新素材」あれこれ〜カーボンニュートラル実現に向けて|JTEX 職業訓練法人日本技能教育開発センター

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講座詳細

Web提出可

GXを支える「新素材」あれこれ〜カーボンニュートラル実現に向けて

講座コード: M46

受講期間:2ヵ月

レベル:入門 初級 

レポート提出方式: マークシート マークシート Web提出 Web提出

特別受講料(税込):16,500

一般受講料(税込):18,700

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こんなコースです

グリーントランスフォーメーションの推進には新素材が不可欠です
 日本は「2050年カーボンニュートラル」を宣言しました。政府が掲げる「カーボンニュートラル」の実現に向けて経済社会システム全体を変革する取り組みをグリーントランスフォーメーション、略してGXといいます。GXを推進していくためには、常に新しい技術や考えを取り入れて新しい価値を生み続けるしか道はありません。
 新素材はGXにおいても常に注目されている分野のひとつです。素材、とりわけ新素材についての基礎知識があれば、新技術の動向を追いかけることもでき、そこから新たなアイディアが生まれることもあるでしょう。
 本講座では、素材の研究経験や講義経験が豊富な著者が、幅広い分野を網羅して解説しています。日本のGXを支える素材技術を学んで本質を見抜く力を身につけましょう。

ねらいと特色

  • 素材の基礎から、日々進化する新素材まで、幅広い知識を身につけます。
  • GXの観点からも、素材を理解する力をつけます。
  • 最新の技術については、問題点も含め現状を学びます。
  • 金属、セラミックス、高分子、複合材料、電子・光材料、エネルギー材料などの幅広い素材について、その本質を解説しました。
  • 専門外でも新素材について必要最低限の知識が得られるように、実例を挙げ、数式を使わず解説しました。
  • 専門家にとっても、素材を見直す機会になるよう解説しました。

教材構成

  • テキスト:1冊
  • レポート回数:2回(Web提出可)

主な項目

No. 主 な 項 目
1
第1章 新素材を理解するために
1.1 物質と材料は別物   1.2 結晶と非晶質体
1.3 原子同士を結びつける力   1.4 素材の特性を決める微細構造

第2章 ものづくり産業の屋台骨~金属材料
2.1 金属の保守本流は鉄鋼材料
2.2 形を憶える形状記憶合金
2.3 軽くて強い金属~アルミ合金とチタン合金
2.4 超高温に耐える合金   2.5 古くて新しい粉末冶金

第3章 日本のお家芸~先進セラミックス
3.1 粉末からつくるセラミックス
3.2 タフなセラミックスを目指して
3.3 自動車に使われるセラミックス
3.4 ニューガラスの展開   3.5 GXに貢献する炭素繊維

第4章 新機能を求めて進化する高分子・複合材料
4.1 高分子とプラスチック   4.2 軽金属のライバル~エンプラ
4.3 新しい機能を求めて   4.4 膨大な廃棄プラスチック
4.5 高分子複合材料
2
第5章 日本の生命線~電子・光材料
5.1 産業の米~半導体チップ   5.2 超小型化する電子部品
5.3 ディスプレイ材料   5.4 LEDとレーザダイオード
5.5 銅線の1万倍の能力~光ケーブル
5.6 映画が1枚のディスクに~光記録
5.7 半導体不足による製造業へのダメージ

第6章 エネルギーと新素材
6.1 再生可能エネルギーの本命を巡って~太陽電池
6.2 脇役から主役へ~二次電池   6.3 近未来の本命~燃料電池車
6.4 再び注目される~超強力永久磁石
6.5 切り札は超電導材料

第7章 大変革時代に突入した自動車産業はGXの代表
7.1 減少する国内の自動車販売台数   7.2 電気自動車の分類
7.3 リチウムイオン二次電池
7.4 ネオジム磁石は電気自動車モータのキーマテリアル
7.5 ネオジム磁石には二種類ある   7.6 ネオジム磁石の発明者~佐川眞人博士
7.7 新素材開発の視点から見た近未来自動車産業

受講者の声

現状の日本や海外の現状を確認することが出来て、今後の課題等も知ることが出来良かった。

最近の世の中の動向と合わせて学習できた。

材料から見たカーボンニュートラルは大変興味深かった。内容も最新の動向が盛り込まれていて面白かった。

日頃耳にする素材の性質を新ためて知ることができた。見落としがちな、半導体などの細かな原理を知ることができた。将来に向けた、現在の日本の立ち位置を再認識することができた。

治具など作業する中で考えることのない素材について学べて良かったです。

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