こんなコースです
設計製図のポイントを学び、幅広い視点を身につけよう!
ものづくり作業における設計製図は、上流の企画・構想を練って概念設計を製図することにはじまり、仕様を決めて基本設計、細部にわたる詳細設計、そして下流の製図に至る全てを含んでいます。
本講座では、製図上の問題、工作法上の問題にわけて失敗しやすいポイントを挙げ、設計製図の勘どころをわかりやすく説明しています。
ねらいと特色
- 設計の流れ・常識について学びます。
- 製図上と工作法上の設計ポイントを学びます。
- 設計製図について、広い視点から考える力を養います。
教材構成
- テキスト:1冊
- レポート回数:3回
主な項目
No. | 主 な 項 目 |
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1 |
第1章 設計のプロセス
製品企画
製品設計
工程設計 設計製図とコンピュータ化 コンカレントエンジニアリング 第2章 工作法のいろいろ
工作法の種類
機械設計のための工作法
工作法と加工精度 第3章 設計のポイント「鋳造」
鋳造の基礎
各種の鋳造法
鋳物設計上の注意事項 砂型鋳造の形状に対する注意事項 鋳物の形状 鋳造品の種類と材質 第4章 設計のポイント「溶接」
溶接の基礎
溶接継手の設計
溶接継手の強度
溶接継手の図示方法 溶接構造施工例 |
2 |
第5章 設計のポイント「鋼の熱処理」
鉄―炭素平衡状態図
炭素鋼および低合金炭素鋼の熱処理 鋼材の硬さと使用工作機械および工具の組合せ 第6章 設計のポイント「塑性加工」
塑性加工の基礎
せん断加工
曲げ加工 プレス成形 スピニング加工 熱間型鍛造 冷間型鍛造 回転成形 第7章 設計のポイント「切削加工」
切削加工の基礎
切削能率向上のための設計法 切削における工作精度 切削仕上げしろ 普通公差 切削加工品の面取り及び丸み 切削加工における仕上げ面粗さと表面形状 第8章 設計のポイント「砥粒加工」
砥粒加工の基礎
研削加工における研削しろ
研削加工における工作精度 仕上げ面粗さ |
3 |
第9章 設計のポイント「特殊加工」
特殊加工の基礎
放電加工
電子ビーム加工 プラズマ加工 レーザ加工 噴射加工 化学加工 電解加工 化学研磨と電解研磨 第10章 設計のポイント「表面処理」
表面処理の基礎
金属被膜処理
化成処理 非金属皮膜処理 鋼の表面硬化 第11章 設計製図上のポイント
設計製図の進め方
設計製図上の留意事項
機械加工上の留意事項 第12章 これからの設計で留意すべきこと
製品の幾何特性仕様
加工現場から見た材料選択
ものづくりのディジタル化
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受講者の声
様々な方法(やり方)があるとわかり、仕事知識の幅を広げることができました。
記述式のレポートに興味を持って受講したが、これほど理に適う勉強法はないと感じた。ネット利用を前提にするのは実際の業務に符合する点もあり利便性が良いと思う。自分で調べたことは身に付くというわかりやすい例で、受講の一連の流れは大変良いシステムだと思う。テキストも機械設計製図便覧を掘り下げて解説した記述だった。他社テキストで改訂を重ねた弊害なのか誤字と内容不備で辟易した経験があったが、このテキストは大変読みやすかった。基礎から鍛え直す必要に迫られた今回の学習で本書が頼もしい相棒になってくれたことに大変感謝します。今後に繋げる勉強法を教示してもらいサポートも充実して文句なしです。添削は予想よりもレスポンスが良く驚いたというのが正直な感想です。添削サービスの良さが確認できました。引き続きお世話になりたいと考えています。
意図したい加工方法に図面指示出来るようになり、大変役立ちました。
設計に関する基礎知識について、ひと通りの頭の整理ができました。
得意な箇所、不得意な箇所がはっきりとわかりました。