講座詳細
著者:森田 浩(大阪大学大学院情報科学研究科 教授)
監修:永田 靖(早稲田大学創造理工学部 教授)
監修:永田 靖(早稲田大学創造理工学部 教授)
実験計画法の基礎〜実務に役立つ統計学〜
受講者の声
ばらつきのある測定データに対して、判断に困る場面でも納得できる結果を得られそうに感じました。
実験計画法の内容について一通り勉強することができて良かったです。
QC検定でつまづいていた実験計画法についてしっかり学べた。
実験計画法で必要とされる事項が学べました。Excelでの扱い方が理解できるレベルまで記載されていたことや、例題や練習,レポートで十分な数の問題に取り組めたたことが良かったです。
テキストが分かりやすかったです。手順にそって理解することができて良かったです。
「監修にあたって」より一部抜粋
「内容が正確である、そしてわかりやすい」という印象が残っていたので、本書の監修をお引き受けした。
私が感じた本書の特徴を以下に述べる。
さらに、それらの前提となる確率分布についての数理的な解説も記載されている。
本書は実験計画法のテキストの決定版となる作品だと思う。
早稲田大学 創造理工学部 経営システム工学科 永田 靖
こんなコースです
実験計画法テキストの決定版。監修:永田 靖 著者:森田 浩
実験計画法とは、膨大な実験回数を最適化し、少ない回数で有効なデータを得る手法です。この手法を用いれば、品質特性とそこに影響を与える要因との因果関係を、効率的かつよりよい精度で求めることが可能です。
本コースは「入門 実験計画法(日科技連出版社)」執筆者の永田靖監修による練り上げられたテキストで、統計的実験計画法の基礎から中級、上級レベルまでを段階的に学ぶことが可能です。
ねらいと特色
教材構成
◆執筆◆ 森田 浩 大阪大学教授(大学院情報科学研究科)
主な項目
第1章 実験計画法の考え方
誤差の種類 フィッシャーの3原則
実験計画法の種類 本書の構成
第2章 実験計画法の基礎となる統計的推測
統計的推測とは 統計的推測の方法
第3章 実験計画法の解析
平方和と自由度の計算 分散分析表
最適水準の決定 母平均の推定とデータの予測
2つの母平均の差の推定 実験計画法の解析手順
第4章 一元配置法
一元配置法の解析例 繰り返し数が異なるときの一元配置法
Excelによる一元配置法
第5章 二元配置法
二元配置法の解析例 繰り返しのない二元配置法
Excelによる二元配置法
第6章 多元配置法
三元配置法の解析例 Excelによる三元配置法
第7章 乱塊法
乱塊法の解析例 Excelによる乱塊法
第8章 分割法
分割法の分散分析 母平均の推定とデータの予測
母平均の差の推定 分割法の解析例 Excelによる分割法
第9章 2水準系直交配列表実験
交互作用の割り付け 2水準系直交配列表実験の分散分析
2水準系直交配列表実験の解析例
Excelによる2水準系直交配列表実験
第10章 3水準系直交配列表実験
3水準系直交配列表実験の解析手順
3水準系直交配列表実験の解析例
Excelによる3水準系直交配列表実験
【自由提出】
第11章 多水準法と擬水準法
多水準法 擬水準法 多水準法・擬水準法の解析例
Excelによる多水準法と擬水準法
第12章 直交配列表による分割法
2水準系直交配列表による分割法
3水準系直交配列表による分割法
直交配列表実験における測定の繰り返し
第13章 実験計画法におけるあれこれ
実験の繰り返しと測定の繰り返し 平均平方の期待値E(V)の導出