講座情報
講座コード: B26
受講期間: 2ヵ月
レベル: 入門 初級
レポート提出方式: 記述式
こんなコースです
食品工場の異物混入対策の具体的方法をマスターする!
食品製造業の基本は衛生管理と異物混入防止です。
世界的な規模で農産物を輸入している日本の食品製造業は、異物の混入対策に多くの神経を使わなければなりません。
本講座では、具体的に異物混入の防止を企業全体で取り組むにはどうすればよいかを学習し、受講者の方が自社にとって最適な異物混入対策を構築していく力を身につけます。
ねらいと特色
- 異物混入の防止とはどのようなことをすればよいのかを図表やチャートで理解します。
- 実際に使用できる手順書や帳票などを使って学習します。
- みなさんの工場でも利用できる多くのヒントを参考にして、自社で行える最適な対策を考えられるようになります。
担当講師より一言
食品工場において異物混入は、食品衛生とともに一番に気をつけるべきことです。
しかし、異物混入の防止は、それぞれの工場単位で独自に実施されます。 目前の問題解決のため、基本を押さえることを忘れてはいませんか?
この講座で、まずしっかりと基本を身につけた上で、工場を点検していくことをお勧めします。
[山川 茂宏:執筆担当]
教材構成
- テキスト1冊
- レポート回数:2回
主な項目
No. | 主 な 項 目 |
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1 |
第1章 企業の存続を左右する異物混入対策
食品メーカーの作るものとは
常に消費者の立場にたつ 第2章 企業全体で取り組む異物混入対策
顧客のために全員で異物混入を防ぐ クレームは企業発展のチャンス 第3章 異物とクレーム
クレームの原因
毛髪の混入対策
他 第4章 工場環境の整備
良い食品工場は外から見ても判断できる 工場施設の周囲を見回る 第5章 作業者の服装
クレームの原因として多い異物「毛髪」を入れるのは作業員
他
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2 |
第6章 クレームへの対応
クレームへの考え方
クレーム対応のポイント
他 第7章 異物混入防止方法
選別機の種類と原理
手選別の方法 第8章 一般的衛生管理
自社の衛生管理状況をチェックしよう 作業員の衛生管理の徹底 原材料の衛生管理の徹底 他 第9章 HACCPシステムの構築
HACCPシステムとは
HACCPシステム導入ステップ
他 第10章 危機管理システムの確立のために
危機管理システムの意義
危機への対処法
内部告発への対応 クレームにみる顧客第一主義 |
受講者の声
原因から対策まで広い範囲を学習できた。
HACCPの内容については、今までは何となく知っているという程度だったが、今回の受講で理解が進んだ。
会社で異物混入(クレーム)があります。どのような対策をすれば防ぐことができるのか?自分たちがやっていないこともあり、すごく勉強になりました。クレーム対応で営業マンの対応、流れがわかって良かったです。
異物混入対策の基本的知識を学べて良かったです。
食品工場向けに、高品質な容器を製造し、提供する仕事をしています。今回、異物混入対策について学習できて、たいへん勉強になったと思います。