認定職業訓練(技能検定学科試験免除コース) 2025年度「電子機器組立科」「機械加工科」募集開始!

*2025年1月23日(木)

  
厳しい寒さが続く毎日ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか。

本日は、

  • 2025年度認定職業訓練「電子機器組立て科」「機械加工科」募集開始
  • 新連載「ものづくり人のためのドラッカー」

について、ご案内いたします。ぜひ最後までご拝読いただければ幸いです。

認定職業訓練(技能検定学科試験免除コース)

認定職業訓練(技能検定学科試験免除コース)は、職業能力開発促進法に定められた訓練カリキュラムによって実施され、修了によって「技能検定」の学科試験が免除となります。
これまでに40,000名以上の方が、JTEXの認定職業訓練を利用し、技能士として活躍しています。


「技能検定」および「技能士」とは


技能検定は、働くうえで必要とされる技能の習得レベルを評価する「国家検定制度」であり、労働者の技能と地位の向上を図ることを目的に、昭和34年より行われる検定制度で、多くの企業において、社内人材育成の一環として採用されています。

JTEX「認定職業訓練コース」紹介

JTEXが実施する「認定職業訓練」は、職業能力開発促進法に基づき、年1回の開講で、通信教育(添削指導・6回のレポート提出)とスクーリング(面接指導:3日間・修了時試験を含む)を行い、修了者には東京都知事の公印の入った認定職業訓練修了証書を授与、技能検定受検に際して学科試験免除の資格を与えるものです。
  

1級・2級技能士コース 電子機器組立て科【4月開講】

1級技能士コース・電子機器組立て科
    受講期間12か月 受講料34,100円
2級技能士コース・電子機器組立て科
    受講期間12か月 受講料30,800円
  • <1か月目>・電気回路(直流回路) ・電磁作用
  • <2か月目>・電気回路(交流回路)
  • <3か月目>・電子とその利用 ・半導体と半導体素子
  • <4か月目>・電子機器用部品 ・電子機器の種類
  • <5か月目>・電子機器組立て ・電子計測器による測定
  • <6か月目>・電気材料 ・品質管理 ・安全衛生管理
  • 1級・2級技能士コース 機械加工科【4月開講】

    1級技能士コース・機械加工科(普通旋盤作業)
    1級技能士コース・機械加工科(数値制御旋盤作業)
      各受講期間12か月 各受講料41,800円
    2級技能士コース・機械加工科(普通旋盤作業)
    2級技能士コース・機械加工科(数値制御旋盤作業)
      各受講期間12か月 各受講料36,300円
  • <1か月目>・工作機械加工一般(1・2)
  • <2か月目>・旋盤加工法
  • <3か月目>・品質管理 ・電気一般 ・安全衛生管理
  • <4か月目>・機械構成要素 ・潤滑及び給油
  • <5か月目>・機械工作法 ・材料一般
  • <6か月目>・力学及び材料力学 ・製図
  • 認定職業訓練コース ご受講の流れ

    受講申込

    専用申込用紙に記入の上、お申込ください。申込受付中~3月初旬締切


       

    ※申込用紙の入手方法は、弊センター「営業担当」までお問合せください。

    • 東京教育推進本部 :[TEL]03-3235-8686
    • 関西教育推進本部 :[TEL]06-6442-5517
    教材配布

    テキスト・レポート用紙は3月中に一括送付いたします。


       

    通信教育スタート

    2025年4月から2025年10月までに、レポートを6回提出し全て合格する必要があります。
    ※60点以上が合格、59点以下は再提出

    面接指導(スクーリング)出席

      
    2025年12月~2026年1月に開催される3日間のスクーリングに80%以上出席頂く必要があります。

    修了時試験

    2026年3月20日に東京都知事証明の修了証書が発行されます



      

    ◆ご注意ください◆

    修了認定後、実技試験の受検申請は、各自でお願い致します。
    申請方法等については、中央職業能力開発協会 へお問い合わせください。

    新シリーズ「ものづくり人のためのドラッカー」
     ~イノベーションは天才のひらめきではなく、明日に向けた仕事である
                              著者 浅沼 宏和


    これまで、鬼平犯科帳シリーズをご愛読いただきありがとうございます。
    今回から、代わって「ものづくり人のためのドラッカー」を連載いたします。

    “ものづくり人“とは、ものづくりに関わる、経営者、技術者・技能者、営業・管理部門までのすべての人を、そう呼んでいます。
    この連載はドラッカーの11冊の著書からリベラルアーツとしてのドラッカーをまとめたものです。
    どこかに、役に立つ一言が含まれていることと思います。
    ぜひ、引き続きご愛読いただきたく、連載を開始いたします。

    その1 ドラッカーのマネジメント


      

     近年、日本の製造業は曲がり角に来ているように思えます。低成長時代が続き、消費マインドが冷え込む中で、多くの企業が厳しい業績に苦しんできました。技術力が群を抜くようになってきた中国をはじめ、多くの新興国が日本にとって手ごわいライバルとなってきています。日本のものづくりを取り巻く環境は、厳しくなる一方ですが、こうした危機に、私たちはどのように立ち向かっていったらよいのでしょうか。

     ドラッカーのマネジメント論は、ビジネスパーソンが仕事で成果を挙げるために必要なあらゆるテーマを取り上げています。ここでは特に、ものづくりのマネジメントという観点から整理し、実際に仕事に生かせることができるように解説していきます。

     「ものづくりとは“いい製品“をつくることだから、ドラッカーなんか関係ない」と思われる方もいるでしょう。しかし、ものづくりの本質は「顧客が満足できる価値提供」にあり、これこそがドラッカーのマネジメントの目的なのです。AI活用の時代などドラッカーは予想していないではないかという方もいるでしょう。しかし、AI時代を迎えるからこそ、ドラッカーを再確認する必要があるのです。本シリーズをお読みいただければ、徐々にに実感していただけると思います。

     ドラッカーのマネジメント論の本質を一言で表現すると、「成果をあげるための行動・取り組み」です。この原理・原則はあらゆる業種に適用させることができます。また、経営者やそれに準じるような人たちだけに向けられたものではなく、新入社員であっても、自分の仕事の意味を本当に理解しようと思ったら、必要となる視点を提供してくれるものなのです。
     
     ドラッカーは、成果をできる限り大きくする必要があると考えていました。組織は大きな成果をあげなければなりませんし、そのために、ビジネスパーソン一人ひとりが最大の成果をあげなければなりません。大きな成果とはものづくりを通じて、社会に対して大きな成果をあげるということです。
     ドラッカーのマネジメント論は、次のような特長があります。

    • 1.社会における成果の最大化こそが、最終的な目的であること
    • 2.そのために、成果をあげるための体系的な取り組みを持つこと
    • 3.成果をあげるためには、人間中心の考え方に立つこと
    • 4.人間は成果をあげるために徹底的に考えぬくこと

     こうした特長をふまえた上で、実際に次回からドラッカーのマネジメント論を確認していきましょう。


      

     

    次回 その2「組織の成果とはなにか」

    著者紹介

     浅沼 宏和
    早稲田大学政治経済学部卒、中央大学大学院法学研究科卒、名古屋学院大学 論文博士
    社会制度変容の力学 -内部統制制度・リスクマネジメント・コーポレートガバナンス一体化の論理

    日本会計研究学会会員
    ドラッカー学会会員
    (株)TMAコンサルティング 代表
    浅沼総合会計事務所 代表 

     

    2025年総合通信教育ガイドについて

    ご請求は下記より受け付けております
    「一人では変えられないことも、つながれば変わる。」

      

    電子ブックで閲覧いただけます。


    【発行・編集・著作】
    JTEX 職業訓練法人 日本技能教育開発センター
    〒162-8488 東京都新宿区岩戸町18 日交神楽坂ビル
    TEL:03-3235-8686(午前9時~午後5時)

    2025年1月23日