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10月開講新規講座ご案内&電気工事士価格変更 /連載:随想 鬼平犯科帳[第5回]

*2026年7月16日(木)

  
うだるような暑さが続いていますが、夏バテなどされていませんでしょうか。

本日は、

  • 10月の新規開講講座
  • 電気工事士合格講座の価格変更
  • 石岡慎太郎(JTEX理事長)による池波正太郎の小説『鬼平犯科帳』をもとにした「随想 鬼平犯科帳」第5話

について、ご案内いたします。ぜひ最後までご拝読いただければ幸いです。
  

【JTEX】10月開講新講座のご案内

絵で見てわかる油圧・空気圧機器(動画教材付き)
    見てわかる油圧・空気圧機器(動画教材付き)
     油圧や空気圧は、機械設備をはじめ、飛行機や自動車など、私たちの日常生活にも深く関わっています。しかし、「わかりにくい」という印象から敬遠されがちな分野でもあります。
     ところが、「圧力」と「流れ」という基本的な原理を理解すると、その仕組みは意外とわかりやすいことに気づきます。
     本講座では、油圧・空気圧の知識がまったくないオペレータを対象に、一般的な機械設備で使用されている油圧・空気圧機器の構造や動作原理について、テキストと動画を用いてわかりやすく学習します。
生成AIで鍛える思考力
     近年、生成AI(ChatGPTなど)の急速な普及により、文章や資料の作成、アイデアの発想、業務の効率化など、さまざまな分野で大きな変化が生まれています。一方で、AIへの過度な依存による思考力の低下や、生成された内容を十分に検証せず利用することによるリスクへの懸念も高まっています。
     現在求められているのは、生成AIを単なる便利なツールとして活用するだけでなく、人間のクリティカルシンキング(批判的思考)や創造力と組み合わせて効果的に活用することです。
     本講座では、演習を通じて、生成AIを適切に活用するための考え方と実践的なスキルを習得します。
成功に導く工場DXの進め方
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     本講座では、製造・保全・品質・経営管理など各部署の身近なテーマを起点に、データ活用による改善を「DX推進チャート」で分かりやすく解説します。
     可視化・分析・改善を段階的に学ぶことで、無理のない情報投資でコストダウンと生産性の向上を実現し、現場で実践できるDXの進め方を体系的に習得できます。

    ★ DX推進チャートとは?
    • 1.課題の明確化
    • 2.ねらい目の設定
    • 3.目指す変革後の姿の確立
    • 4.変革のキーになるデータの整理
    • 5.データ活用システムの構築
    • 6.変革に向けた試行錯誤
    • 7.実現
    • といった、7つのフェーズをたどって成果を獲得する手法です。

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新人・若手社員のための食品業界入門講座
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    • ★食品業界の特徴と、原料調達から販売までの流れをつかみ、「仕事がどこにつながるのか」をわかりやすく解説します。
    • ★各部門の役割や連携に加え、HACCPや異物混入防止、食品衛生法や食品表示法などの知識もきちんと学べます。
    • ★イラスト豊富&やさしい説明で、初めてでも安心して読み進められ、現場をイメージしながら自然と理解できるようになります。

電気工事士合格講座(技能試験セット・過去問題解説動画付き)
の受講料変更について

第一種・第二種電気工事士合格講座(技能試験セット・過去問題解説動画付き)を
2026年10月1日開講より下記の通り変更いたします。


   

オンラインセミナー開催予定

【有料】生成AIビジネス活用入門
  • ■ 7月22日(水)
  • 13:00~16:00|山崎 紅 氏
【有料】AIは「使う」から「任せる」へ
  • ■ 8月19日(水)
  • 13:00~16:30|増井 敏克 氏
【無料】車いすに乗ったアメフト監督 「逆境に打ち勝つ思考力」
  • ■ 8月26日(水)
  • 13:00~14:00|中村 珍晴 氏
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  • ■ 9月2日(水)
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【無料】不可能といわれた世紀の難工事から学ぶリーダーのあり方
  • ■ 9月9日(水)
  • 13:00~14:00|大田 弘 氏

ぜひ、この機会にご参加ください。


鬼平犯科帳連載について

JTEXメールマガジンでは、石岡慎太郎(JTEX理事長)による池波正太郎の小説『鬼平犯科帳』をもとにした「随想 鬼平犯科帳」を1話ずつお届けします。
息抜きにご一読いただければ幸いです。

池波正太郎氏は作者は19歳のとき(昭和17年)、小平の国民勤労訓練所(戦後の中央職業訓練所)に入り、萱場製作所で2年間、四尺旋盤を使って飛行機の精密部品を作り、そのとき体で覚えたものつくりの手順で、『鬼平犯科帳』を書いたといいます。
このように、この小説の背景は意外に深く、皆様もこの作品から学ばれる点が多いと思います。



第5回 五月闇

    鬼平の下には54人の密偵が働いていたが、なかでも伊三次があの暮坪の兄・強矢すねやの伊佐蔵に殺された『五月闇さつきやみ』(文春文庫14巻)の話は哀切である。

    伊三次は岡場所「みよし屋」のなじみの妓から、左胸に深い傷のあるイサさんという客が来たと聞き、それは凶盗・強矢に違いないと鬼平にすぐに報告したが、強矢について聞かれると、答えられなかった。
    伊三次には親分である強矢の女房と密通し、彼を殺そうとして左胸を斬り、挙げ句女房も殺したという、人には言えない過去があったからだ。

    その苦しげな顔を見た鬼平は、「みよし屋」での張込みを他の密偵に任せた。
    伊三次もそれでよいと思っていたが、半月経っても強矢は現れない。
    その後も毎日雨が降り、ひとり役宅の部屋でもんもんとしていた伊三次は、様子が知りたくなって「みよし屋」へ向かった。
    しかし、入る勇気が出ず、近くの居酒屋に入る。飲んでも酔えず引き返そうと外へ出ると、「みよし屋」へ行く前にそこで飲んでいた強矢があとをつけ、振り向いた伊三次の腹をえぐった。

    伊三次は気を失う前に、駆けつけた大名屋敷の番人に改方への連絡を告げていたため、屋敷へ運ばれ、外科医の手術も受けられた。

    その数日後、見舞いに訪れた鬼平に伊三次は、死ぬ前にぜひ聞いてほしいと五月闇のような過去を告白したのである。これを聞いた鬼平が、「それでさっぱりしたろう。なれど忘れるな。お前はわしの子分だということを、な」と言うと、伊三次はすすり泣くのであった。

    それから鬼平は「みよし屋」へ向かったが、その頃そこへ現れた強矢が亭主の顔の変化を見て危険を感じ、偶然鬼平の方向へ逃げてきたため、ようやく逮捕することができた。しかし、伊三次の命はあと2、3日となる。そんな伊三次の枕頭に座り続け、見送ってやる鬼平だった。

    なお、この伊三次の突然の死に対し多くの読者が抗議をしたので、作者は次のような趣旨の釈明をしている(『私の仕事』朝日文芸文庫)。

    戦争中、徴用で飛行機の精密部品を作る旋盤工をやったとき、指導員が仕事をする前に「どこから手をつけるか、よく考えろ。手順が一つでも狂えば精密部品はできない」と教えてくれ、その通りするとうまくできた。実は小説も、旋盤工のときに体で覚えた感覚で書いており、あらかじめ伊三次を殺そうと思って書き始めてはいないが、手順を一つ一つ大切にして書いていくと、伊三次が殺されてしまう。それは彼の過去と性格によるのだ。

    作者が言うように、鬼平は精密部品のような作品なのである。

 






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2026年7月16日