メールマガジン
メンタリング研修お礼&生成AI研修/連載:随想 鬼平犯科帳[第4回]
*2026年7月9日(木)
梅雨明けが待ち遠しいこの頃ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
本日は、
- 新人を伸ばす指導「メンタリング」研修終了・御礼と生成AIビジネス活用入門研修
- 石岡慎太郎(JTEX理事長)による池波正太郎の小説『鬼平犯科帳』をもとにした「随想 鬼平犯科帳」第4話
について、ご案内いたします。ぜひ最後までご拝読いただければ幸いです。
「メンタリング研修」無事に終了しました
新人を伸ばす指導「メンタリング」研修が、無事に終了しました。
ご参加いただいた皆様ありがとうございました。
東レ経営研究所の大伴凌平先生にご登壇いただき、メンター制度の概要から、メンタリングの3つのスキル「受け入れる」「思考を支援する」「意見・指摘する」について、実践ワークも交えて丁寧にご解説いただきました。そして、メンタリングのための環境整備についても、実務的な視点でお話しいただきました。
メンタリングは、新人の「内発的動機付け」を支援するシステムであり、新人だけでなく、指導側にも大きなメリットがあることが分かる非常に学びの多い内容でした。
JTEXでは、大伴先生にご執筆いただいた通信教育講座「新人・若手社員によりそう メンターの基本」を開講しております。また、各種研修にも対応可能ですので、興味をお持ちいただいた方は、お問い合わせください。
生成AIビジネス活用入門研修
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7月22日(水)13:00~16:00 「生成AIビジネス活用入門研修」
生成AI初心者の方、生成AIを活用して業務の効率化を図りたい方必聴!
生成AIの概要、活用シーン、基本操作を学び、ご自身の業務への活用方法が分かるようになります。
講師は、成蹊大学特別客員教授 山崎紅(やまざき あかし)先生
製造業でシステムエンジニアとして豊富な経験を積み、課題解決、コミュニケーション改革、働き方改革の分野で数多くの企業を支援してきた講師です。
「生成AIに興味はあるけれど、何から始めればよいか分からない」という方でも、研修終了後には業務で活用するための具体的なイメージを持つことができます。
ぜひ、この機会にご参加ください。
【有料】生成AIビジネス活用入門
- ■ 7月22日(水)
- 13:00~16:00|山崎 紅 氏
【有料】AIは「使う」から「任せる」へ
- ■ 8月19日(水)
- 13:00~16:30|増井 敏克 氏
【無料】車いすに乗ったアメフト監督 「逆境に打ち勝つ思考力」
- ■ 8月26日(水)
- 13:00~14:00|中村 珍晴 氏
【有料】後輩指導に活かす言語化力実践セミナー
- ■ 9月2日(水)
- 3:00~16:30|竹村 孝宏 氏
【無料】不可能といわれた世紀の難工事から学ぶリーダーのあり方
- ■ 9月9日(水)
- 13:00~14:00|大田 弘 氏
鬼平犯科帳連載について
JTEXメールマガジンでは、石岡慎太郎(JTEX理事長)による池波正太郎の小説『鬼平犯科帳』をもとにした「随想 鬼平犯科帳」を1話ずつお届けします。
息抜きにご一読いただければ幸いです。
池波正太郎氏は作者は19歳のとき(昭和17年)、小平の国民勤労訓練所(戦後の中央職業訓練所)に入り、萱場製作所で2年間、四尺旋盤を使って飛行機の精密部品を作った人で、そのとき体で覚えたものつくりの手順で、『鬼平犯科帳』を書いたといいます。
このように、この小説の背景は意外に深く、皆様もこの作品から学ばれる点が多いと思います。

第4回『ふたりの五郎蔵』
鬼平犯科帳にはあの海老坂の与兵衛、岩五郎など、私の郷里・越中生まれが多く登場する。最終作132話『ふたり五郎蔵』(平成元年。文春文庫24巻)の髪結の五郎蔵もその一人である。
凶盗・暮坪の新五郎は、一味である髪結の情報から五郎蔵が改方出入りになると知り、初日に彼の女房を誘拐する。御用聞きに届けた五郎蔵は、次の日鬼平の髪結をするが、その不安感をさとられてしまう。
鬼平が翌日密偵達に調べさせると、案の定女房が誘拐されていた。一方暮坪は、その夜五郎蔵を呼び出し、改方の動きを知らせ、裏門を開けるよう脅迫して承知させる。
これに対し鬼平は、次の日から五郎蔵の髪結先を調べさせると、処刑された
このため引込女一本に絞って監視をし、五郎蔵に気づかれぬように諸準備を進めていると、同じ名前の密偵・五郎蔵が引込女の合図を見破り、犯行は今宵と知れる。
それとは知らぬ暮坪が桔梗屋を襲うと、鬼平と近くの旗本屋敷にいた捕手が現れ、一網打尽。同時刻に、五郎蔵が忘れ物といって開けた裏門より浪人達が侵入すると、与力達が待ち構えていた。暮坪のねらいは改方に放火し、鬼平を辞任させることであった。
しかし、女房は残党により江戸から連れ去られ、これをはかなんだ五郎蔵は入水自殺を図る。盗賊を一網打尽にするため、盗人宿にいた女房の救出を後回しにし、五郎蔵を利用した思いのある鬼平は、助けられた五郎蔵を無罪のうえ改方御用達にし、平太郎という名前まで与えるのであった。
なお、五郎蔵は私の生まれた越中井波の出身である。この町は1390年創建の浄土真宗の大きな寺のある町で、池波の先祖はそこで宮大工をしていたが、天保年間に江戸へ出たという。昭和56年に初めて訪れた池波は、この古い町がすっかり気に入り、ここを終焉の地にしてもいいと思ったほどであった(『新私の歳月』講談社文庫)。
また、五郎蔵の女房のおみよは池波と同じ浅草聖天町の生まれであるうえに、母の実家の家業と同じかざり職人の娘となっている。
作者の愛情が込められた夫婦であるだけに、もし作者が元気で小説がさらに続けば、髪結の五郎蔵(平太郎)は改方の一員として密偵・五郎蔵と同じように活躍し、おみよは女賊となって再登場してきたかもしれない。
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