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オンラインセミナー:先生のご感想とQ&A /連載:ものづくり人のためのドラッカー[その61]
*2026年3月18日(水)
本日は、
- 無料オンラインセミナー:先生のご感想
- 「ものづくり人のためのドラッカー」その61
について、ご案内いたします。ぜひ最後までご拝読いただければ幸いです。
無料オンラインセミナーの質問にお答えします
今回は講師をしていただいた竹村孝宏先生のご感想、ご参加いただいた方からの質問についてのご回答をご紹介させていただきます。
講師としての感想・意見
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先日実施した「なぜZ世代に言語化力が必要なのか」オンラインセミナーのアンケート結果を拝見いたしました。
多くの人事・教育担当者の皆様が現場で抱える「もどかしさ」に対し、深い共感と納得の声をいただけたことを大変嬉しく思いました。
特に大きな反響をいただいたのは、「若手の沈黙は能力不足ではなく、変換アダプタ(回路)の不足によって起こる」という視点です。
「推し活」の熱量からもわかるように、彼らには本来高いポテンシャルがあります。
それをビジネスの文脈に合わせて適切に表現する「型」を知らないだけだとお伝えしたところ、
「現場の若手への見方が変わった」「指導に対するモヤモヤが晴れた」という前向きなご感想を多くいただきました。
これは、育成の現場が「精神論」から「スキルの体系的な指導」へと舵を切る、重要なターニングポイントになると確信しています。
また、「空気を読む」文化から「言葉で編む」文化への移行が必須であるという時代背景についても多くのご賛同をいただきました。
皆様が単なる若手向けのスキル研修をお探しなのではなく、リモートワークや価値観が多様化する現代の組織において、「コミュニケーションの土台」をどう再構築すべきかという、より本質的な組織課題に向き合っておられることが浮き彫りになりました。
本セミナーでご紹介した『大人の言語化入門』通信講座は、まさにその「思考の土台」を構築し、自走する社員を育てるための実践的なツールです。
若手社員だけでなく、彼らを指導する現場の先輩社員も含め、組織全体の言語化力向上と心理的安全性の醸成のお役に立てれば幸いです。
質問への回答
- アサーティブ・コミュニケーション研修
- 1on1・傾聴力向上研修
- 世代間コミュニケーション研修
- ロジカルシンキング・問題解決研修
- 段取り力・仕事の進め方改善研修
- 会議力・ファシリテーション研修
- 後輩指導・OJT研修
- リーダーシップ研修
- キャリア自律・セルフマネジメント研修
- 言語化力 × ロジカルシンキング
- 言語化力 × 後輩指導・1on1
- 言語化力 × ファシリテーション
- マネジメントとは企業のためのものである。
- 組織には唯一正しい構造がある。
- 人のマネジメントには唯一正しい方法がある。
- 技術は市場・顧客ニーズとセットである。
- マネジメントの範囲は法的に規定される。
- マネジメントの対象は国境で制約される。
- マネジメントの世界は組織の内部にある。
【ご質問】
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最近ではZ世代を理解するための講義が多いのですが、31歳~40代前半の世代もZ世代に近い部分があります。本講座の受講年齢層はZ世代以外でも可能でしょうか。また、31歳以降の世代への何か講座はありますか。
【回答】
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『言いたいことが伝わる 大人の言語化講座』通信講座は、31歳~40代前半の中堅層の方々にも非常に有効であり、年齢を問わずご受講いただけます。
30代~40代前半の世代は、デジタルツールの普及とともに働き方やコミュニケーションの変化を経験してきた世代であり、Z世代とコミュニケーション感覚を共有している部分が多くあります。
また、この世代は現場の最前線でプレーヤーとして活躍しつつ、後輩指導やマネジメントを任され始める「結節点」でもあります。
この世代(中堅層)が本講座で言語化のプロセスを体系的に学び直すことには、2つの大きなメリットがあります。
自身の業務において:上司や他部署への「論理的な提案力・交渉力」が強化される。
若手育成において:自身の感覚的な業務を言語化し、言葉で的確に指導する力が向上する
まずはこの『大人の言語化入門』を若手と中堅(指導層)が「共通言語」として共に受講することを強く推奨いたします。
世代間の認識ギャップが埋まり、組織全体のコミュニケーション基盤の強化につながります。
また、31歳以降の世代に対しては、以下の研修テーマが有効です。
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1.対人関係を整える講座
2.仕事の進め方を高める講座
3.役割変化(マネジメント)に対応する講座
4.おすすめの組み合わせ例
社員教育などのご参考にしていただけましたら幸いです。 “ものづくり人“とは、ものづくりに関わる、経営者、技術者・技能者、営業・管理部門までのすべての人を、そう呼んでいます。
通信教育についてご不明な点等ございましたら、営業担当までお問い合わせくださいませ。
新シリーズ「ものづくり人のためのドラッカー」
~イノベーションは天才のひらめきではなく、明日に向けた仕事である
著者 浅沼 宏和
この連載はドラッカーの11冊の著書からリベラルアーツとしてのドラッカーをまとめたものです。
どこかに、役に立つ一言が含まれていることと思います。
ぜひ、ご愛読ください。
その61 マネジメントのパラダイム変換
ドラッカーは、「マネジメントのパラダイム転換について理解してほしい」と言っています。
パラダイムとは、科学において事物を見るための支配的な考え方のことです。
自然科学と違い、社会的な現象を扱う科学であるマネジメントの分野では、無意識のうちにいろいろな仮定や前提に基づいて物事を判断しています。もっと、身近な表現では、価値観といったものがそれに当たります。
「パラダイムは、現実の見方を規定し、それと同時に何を無視するかも規定している」のです。
1.従来のパラダイムとは
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社会科学であるマネジメントも、何等かの前提、つまりパラダイムに基づいて構築されています。マネジメントには、人間や組織についてのパラダイムが存在するのです。そして、実務家も、その時々においてパラダイムに基づいて判断し、行動しているのです。社会科学としてのマネジメントは、1930年代に始まり発展を遂げてきました。ドラッカーによると、マネジメントは二組の前提、つまりパラダイムに基づいて研究がなされてきたと言います。その二組とは次のようなものです。
(1)組織のマネジメントのパラダイム
(2)経営戦略の前提
2.従来のパラダイムは無効となった
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マネジメントが企業のためのものという前提は早くから崩れていましたが、その他の前提は、1980年代前半まではかなり現実に即したものでした。
しかし、現在では、これらの前提はすべて陳腐化し、無効となってしまったといいます。それどころか現実はこれらの前提と正反対のものになっているとドラッカーは言います。
それを「マネジメントのパラダイム転換」と呼んだのです。
ところが、「多くの人がまだこうしたパラダイム転換を十分に理解していない」と、ドラッカーは指摘していて、「これこそが、現代のマネジメント上の問題である」と言っているのです。
マネジメントは、企業のためのものではなく、唯一正しい方法があるわけでもありません。このような変化に、企業やビジネスパーソンは対応していかなければなりません。
このシリーズでは現代におけるものづくりのマネジメントについて解説してきましたが、それは従来の前提が崩れた状況におけるマネジメントの問題だったのです。
このシリーズの最後に、マネジメントの新しい前提条件について検討していきましょう。
「マネジメントは企業のためのものではなく、
唯一正しい方法があるわけでもない。
マネジメントは、法的にも国境にも制約されない。
組織の内部・外部も関係ない」
次回 その62「マネジメントはすべての組織で有効」
著者紹介
浅沼 宏和
早稲田大学政治経済学部卒、中央大学大学院法学研究科卒、名古屋学院大学 論文博士
「社会制度変容の力学 -内部統制制度・リスクマネジメント・コーポレートガバナンス一体化の論理」
・日本会計研究学会会員
・ドラッカー学会会員
・(株)TMAコンサルティング 代表
・浅沼総合会計事務所 代表
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