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4月開講 言語化 無料セミナーのご案内 /連載:ものづくり人のためのドラッカー[その56]
*2026年2月26日(木)
一番が吹き、春の気配が感じられるようになりました。
皆様いかがお過ごしでしょうか?
本日は、
- ★ご好評により再度ご案内★「言語化」無料オンラインセミナー開催
- 「ものづくり人のためのドラッカー」その53
について、ご案内いたします。ぜひ最後までご拝読いただければ幸いです。
4月開講 言語化 無料セミナーのご案内
の開講に先立ち、著者の竹村孝宏先生による無料Zoomオンラインセミナーを開催します!
■テーマ■
なぜZ世代に言語化力が必要なのか~Z世代の潜在能力を引き出す言語化力育成のポイント~


“言葉にできない”もどかしさを解消し、モヤモヤを具体化、言いたいことが
伝わります!
「指示待ちではないが、自発的でもない」
「会議には出るが、発言はしない」
現場から寄せられる若手社員への評価には、共通したもどかしさがあります。
しかし、若手社員が沈黙してしまうのは能力不足ではありません。アウトプット回路がうまくつながっていないだけなのです。
そこで、言語化経験が圧倒的に不足している若手社員とのコミュニケーションに必要なのが、「言語化力」です。これはリーダーや若手社員だけではなく、全社員に必須の最強スキルといえます。
このセミナーでは、「なぜZ世代社員に言語化力が必要なのか」という切り口で、竹村先生に講義をしていただきます。若手社員への違和感、社内でのコミュニケーション不足の悩みが解決に向かっていくはずです。まずは、無料セミナーをぜひご受講ください!
【セミナー内容】

2.沈黙の正体は能力不足ではない
3.誰でも再現できる「言語化」の4ステップ
4.「推し」を語る熱量を、周囲を動かす「説得力」へ
5.若手の成長を支える「思考の土台」を構築する


- 3月11日(水)13:00~14:00(講義40分+質疑応答予定)
- 参加費:無料
- オンライン形式(ZOOMミーティングを使用)
【お申込み方法】
このミーティングに事前登録してください。
ご登録後、ミーティング参加に関する情報の確認メールが届きます。
新シリーズ「ものづくり人のためのドラッカー」
~イノベーションは天才のひらめきではなく、明日に向けた仕事である
著者 浅沼 宏和

“ものづくり人“とは、ものづくりに関わる、経営者、技術者・技能者、営業・管理部門までのすべての人を、そう呼んでいます。
この連載はドラッカーの11冊の著書からリベラルアーツとしてのドラッカーをまとめたものです。
どこかに、役に立つ一言が含まれていることと思います。
ぜひ、ご愛読ください。
その56 知識の意味の変化と産業革命
これまで見てきたように、産業革命以前にも資本主義的な考え方や技術上の発明が多数現れた時代がありました。しかし、産業革命以降の時代では、それまでとはまったく違った特徴がありました。それは、資本主義的考え方や技術革新の広まるスピードが圧倒的に速く、また地理的、文化的、社会的な壁を超えて非常に広範囲にまで到達したということです。
1.資本主義は百年間で急速に広まった
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ドラッカーによると、産業革命以前に何度も現れた資本主義は、それぞれ社会の一つの要素でしかなく、地域的に限定されていたのですが、1750年以降の資本主義は社会そのものの体制になったのです。新しい資本主義は1750年から1850年までのわずか百年の間に、西ヨーロッパと北ヨーロッパの全域にまで広がり、あらゆる階層に関わるものとなって社会を変革したのです。かつての資本主義が、社会のごく一部のものであったことと比べると大きな違いがあったのです。
もちろん、社会の大きな変化が、たった一つの原因や理論で説明できるわけではありません。歴史の発展とは、お高いに無関係な数多くの発展を合成したものですから、単純な説明で片づけることはできません。
そのうえで、ドラッカーは、産業革命以降の資本主義と技術革新が重要な意味を持った原因として、近代になってヨーロッパで起きた「知識」の意味の急激な変化をあげています。それは、以前にも説明した近代の三つの技術革命「農業革命、産業革命、医学革命」が原因となったものです。
2.「知識」と「技能」の隔たり
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革命以前の西洋世界では、知識の意味の考え方は二つしかありませんでした。一つは、ソクラテスやプラトンの流れをくむ「知識の役割は、自身の知的、道徳的、精神的成長を目指すことにある」という考えです。もう一つは、ソクラテスのライバルであったプロタゴラスの「知識の役割は、何を言うかにある」というものであり、論理、文法、修辞を重視するというものでした。この二つの考え方が中世における学習の目的だったのです。この流れをくむものが、現代における「一般教養」にあたります。
このように、知識が意味するものについて二つの異なる考え方がありましたが、いずれの場合でも知識が意味しないものについては意見が一致していました。それは、「知識は行為に関わるものではない。」ということです。「知識は効用とも無関係である」とされました。「行為や効用に関わるものは、知識ではなく技能」でした。技能はギリシャ語で「テクネ」と言います。
産業革命以前の世界では、テクネ(=技能)は尊重するべき知識ではありませんでした。テクネは、特定の狭い範囲で使われるものであり、広く、一般に利用できるものではなかったのです。しかも、テクネを身に着ける唯一の方法は、テクネを持つ人の徒弟や弟子となり、仕事を通じて経験を身につけることだけでした。テクネは、言葉で説明できるものではなく、身を持って示すものだったのです。
3.テクネ(技能)はテクノロジー(技術)となる
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ところが西洋では、18世紀になるとこの考え方が大きく変化したのです。そこで生まれた新しい考え方を示す言葉が「テクノロジー(技術)」でした。テクノロジーは、とても象徴的な言葉です。それは、秘伝の技能を表すテクネに、体系性を示す接尾語の「ロジ―」を付け加えた言葉でした。
テクネ(技能・秘伝) + ロジ―(体系性を意味する) → テクノロジー(技術)
つまり、18世紀に技能は知識と結びつき、技術への劇的な変化を遂げたのでした。それは世の中が、技能中心から技術中心へと変化を示すものだったのです。
※プロタゴラス:古代ギリシャの哲学者「人間は万物の尺度である」(人間それぞれの主観が尺度であるため、相対的真理だけが存在する)という言葉を残している。
次回 その57「知識を仕事に適用する生産性革命」
著者紹介
浅沼 宏和
早稲田大学政治経済学部卒、中央大学大学院法学研究科卒、名古屋学院大学 論文博士
「社会制度変容の力学 -内部統制制度・リスクマネジメント・コーポレートガバナンス一体化の論理」
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