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受講者Myページの主な機能のご紹介/連載:ものづくり人のためのドラッカー[その52]
*2026年1月29日(木)
凍みとおるような寒夜の続く折、皆様いかがお過ごしでしょうか?
本日は、
- JTEXの受講者Myページのいろいろな機能
- 「ものづくり人のためのドラッカー」その52
について、ご案内いたします。ぜひ最後までご拝読いただければ幸いです。
【受講者Myページの主な機能のご紹介】
はじめに

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受講者Myページにログインする際の受講者番号とパスワードは受講者証に記載があります。
複数講座を受講されている場合は、講座ごとに受講者番号とパスワードが異なります。
受講情報が確認できます

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受講開始日や在籍期限、修了要件等が確認できます。
レポートの受付、得点、返送日等の進捗状況も随時更新されます。
設定からできること
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右上の歯車の設定マークからパスワードの変更ができたり、ご住所等の変更届を送信することができます。
複数講座を受講されている場合は、設定から各講座の紐づけをされると、都度各講座の受講者Myページにログインする必要がなくなりますので、より便利にご利用いただけます。
また、メールアドレスをご登録いただくと、パスワードを忘れたときにパスワードの再設定が可能になるほか、在籍期限の1か月前にリマインドメールを受け取ることができます。
(リマインドメールはすでにレポート提出済みの場合でも送信されますのでご了承ください。)
おしらせの機能があります

講座を受講されている方におしらせがある場合は、受講者Myページにおしらせを掲載します。
レポートの問題を解くヒントや講座のおしらせを掲載している場合がありますので
新しく受講が始まったら必ず受講者Myページにログインしてお知らせをご確認ください。

Webレポート提出は受講者Myページの「花マルNet」から可能です
なお、受講者Myページから直接視聴できる講座概要動画は、講座のご紹介動画です。学習に直接かかわるものではありません。
※花マルNetは受講者Myページとは別のサイトになります。ご利用の際は初期登録が必要となります。
修了証・領収書のダウンロードができます(対象者のみ)
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修了証の発行先が「個人」の場合は受講者Myページから修了証をダウンロードしてください。
「個人振込用紙」・「クレジットカード決済」・「佐川急便e-コレクト(代金引換)」で受講料をお支払いいただいた方は、受講者Myページから領収書のダウンロードが可能です。
修了特典があります
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修了されますと、特典としてパズルが表示されます。
頭の体操に、ぜひチャレンジしてみてください。
以上、受講者Myページの主な機能をご紹介いたしました。
・レポートはいつまでに提出すればいい?
・レポートを郵送したけれど、問題なく届いている?
など、通信教育を受講される際の不安を少しでも解消できるよう、講座が始まりましたらまず最初にログインをお願いいたします。
新シリーズ「ものづくり人のためのドラッカー」
~イノベーションは天才のひらめきではなく、明日に向けた仕事である
著者 浅沼 宏和

“ものづくり人“とは、ものづくりに関わる、経営者、技術者・技能者、営業・管理部門までのすべての人を、そう呼んでいます。
この連載はドラッカーの11冊の著書からリベラルアーツとしてのドラッカーをまとめたものです。
どこかに、役に立つ一言が含まれていることと思います。
ぜひ、ご愛読ください。
その52 「技術」をシステムとしてみる
ドラッカーは、「技術とはシステムであり、あらゆる部分とあらゆる活動が互いに複雑にからみ合う有機体である」と考えていました。ここから、ドラッカーの仕事論やテクノロジスト論が生まれたのです。これらのマネジメント論も、「複雑なものを全体としてとらえるポストモダンの考え方」から生まれたものです。
ドラッカーは、「技術と仕事と道具との関係」について検討しています。まず、道具についてのダーウィンの「あらゆる動物の中で人間だけが意識して進化する。すなわち道具を作る。」という言葉を引用したうえで、「道具の中には抽象的なコンセプトも含まれる」と指摘しています。「道具としてのコンセプト」という考え方があるからこそ、「ポストモダンという視点が重要になる」と、ドラッカーは考えました。つまり、「コンセプトとしてのポストモダンという考え方自体が、現実にイノベーションを起こすための道具となる」のです。
ドラッカーは、「技術とは、『もののつくられ方』ではなく、『もののつくり方』である」と述べています。つまり、技術は受け身ではなく能動的に定義するものであり、「目的意識を持った行動のための有益な道具が技術」なのです。
また、「技術は人間の限界を克服するもの」でもあります。人間が技術を使って生物的な限界を克服してきたことは、仕事の歴史を理解するうえでの前提です。
他の生物が生きることだけに全エネルギーを投入しているのに対して、「人間は技術によって生物的な限界を克服し、「仕事」をすることができるようになった」のです。
ドラッカーによれば、「技術とは人間のために行われる人間の活動そのもの」ですから、「技術の発展は、仕事との関わりで研究されるべきであり、仕事の発展という文脈の中で理解されるべきもの」です。
技術はどんな仕事が可能であるかを左右するだけではなく、仕事がどのように行われるかにも影響を与えるのです。現在のAI活用の例を思い浮かべていただくと明らかなように、技術が仕事に与える影響の大きさを理解することが重要だと、ドラッカーは指摘しています。
仕事の研究は、19世紀末のフレデリック・テイラーの科学的管理法によって始まりました。テイラーの行ったことは、それまで「検討されることのなかった技術について深く考察し、仕事について経済性・効率性の観点から体系的にとらえ直そう」とするものでした。
仕事についてのテイラーの研究は、たちまちのうちに道具、工程、製品の発展をもたらしました。生産プロセスが革新され、ものと情報の流れを中心とするオートメーションへの進化を生み出したのです。テイラーの科学的管理法は、仕事の再設計を引き起こしました。テイラーの時代以降、仕事は大きく変わっていったのです。
こうして、仕事の体系化に大きく影響を与えたのはテイラーでしたが、仕事の改善自体は昔から行われていました。アルファベットの発明、戦い方の深化、農具の発明などといったものによる仕事の発展は、技術にも影響を与えてきたのです。
ドラッカーは、その中でも「特に重要であったのは、仕事のための組織であった」と述べています。仕事の組織は、技術にまで影響を与えたというのです。
人間の歴史において、「仕事は個人のものであると同時に集団のものである」という二面性をずっと持っていました。個人の仕事と集団の仕事の間には多様な組み合せがあり得ます。このため、仕事の組織も多様なものになり、ここから、組織が変化のための道具になるという視点が出てくるのです。
ドラッカーは、このような仕事と技術の関係を歴史的に整理することが大切であると考えていたのです。ものづくりが新しい時代に突入した今だからこそ、ドラッカーのこうした意見に耳を傾ける必要があるのではないでしょうか。
ドラッカーは仕事と技術の関係を理解するうえで、システムとしての技術という視点が非常に大切であると考えていました。技術をシステム、つまりあらゆる部分とあらゆる活動が互いに絡みあう有機体であるとみることが大切なのです。しかし、ドラッカーが生きていた時代にはシステムとしての技術を十分に説明するモデルやコンセプトはまだ現れていませんでした。そこで、技術の歴史を理解することで、未来への足掛かりを得ることが大切であると指摘したのです。
次回 その53「古代の技術革命からの教訓」
著者紹介
浅沼 宏和
早稲田大学政治経済学部卒、中央大学大学院法学研究科卒、名古屋学院大学 論文博士
「社会制度変容の力学 -内部統制制度・リスクマネジメント・コーポレートガバナンス一体化の論理」
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