こんなコースです
豊富な図面と的確な説明で、系統的に学ぶ!!
本講座は、プラスチック射出成形技術の実践講座として、現在広く使われている各種のプラスチック材料の解説よりはじまって、射出成形加工技術の実際、これに使用される金型の設計、製作、また射出成形品の設計などにわたって、ごく平易に述べてあります。
また、プラスチック射出成形技術や、金型技術の最近の動向についても、できるだけ幅広く紹介しました。
ねらいと特色
- プラスチック射出成形技術の基礎、射出成形用金型の設計について、その概要を習得し、現場成形技術者としての知識を得ることができます。
- プラスチック成形品の設計、使用法などについてもかなり高度の知識を得ることができます。
教材構成
- テキスト:2冊
- レポート回数:4回
主な項目
No. | 主 な 項 目 |
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1章 射出成形用プラスチック材料
プラスチック(Plastics)の化学
プラスチックの分類と特徴 熱可塑性プラスチック(Thermo-plastics) ポリマーアロイ(Polymer alloy) 複合材料(Polymer composite) 熱硬化性プラスチック(Thermosetting plastics) 2章 射出成形法(1)
プラスチック成形法のあらまし 熱可塑性プラスチックの射出成形 |
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3章 射出成形法(2)
熱硬化性プラスチックの射出成形
特殊な射出成形法 成形品の仕上げ 成形品の2次加工 成形品のあと処理 成形品の寸法測定 成形品の原価管理 4章 ITと成形技術
成形品製作プロセスとITの関係
成形関連IT用語とその概略 CAD/CAM/CAE 金型製作におけるIT活用の効果 ITを有効活用するには |
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5章 射出成形機
射出成形機の歩み
射出成形機のあらまし 射出装置 型締装置 駆動装置 制御装置 射出成形機の仕様(カタログ値) 電動式射出成形機 周辺機器 6章 射出成形用金型(1)
射出成形用金型のあらまし
射出成形用金型から見た成形品の設計 射出成形用金型設計の手順 金型設計と射出成形機仕様との関連 |
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6章 射出成形用金型(1)(続き)
成形品の寸法精度と金型設計 モールドベースおよび標準部品 金型用材料 7章 射出成形用金型(2)
ランナーやゲートのつけ方
ベントのつけ方
成形品の突出し方法 アンダーカットの処理方法 金型温度の調節方法 |
受講者の声
図が多く、索引も使いやすく、すばらしいテキスト。最近の射出成形の傾向から、基本的なことまで幅広く載っていてとても役立った。この本をバイブルにして今後知識を深めていきたい。
受講によって、プラスチック成形の専門用語の理解が深まりました。
新しい職場に配属されたが、そこで必要な関連知識を取り入れることができました。
プラスチックの種類と特性を把握できました。また、成形に必要な温度や収縮などの計算方法を学ぶことができました。
近々射出成型の仕事に就くので、あらかじめ基礎知識をつけることができて良かったです。