講座情報
ねらい
コンプライアンスを理解し、不祥事防止策のポイントを習得する
近年、様々な業界において企業の不祥事が相次いで発生しています。企業経営にあたっては、単に法令を遵守していればそれでいいというものではありません。企業活動において起こりうるリスクを正確に把握し、適時・適切に予防するため、内部統制システムとしてのリスク管理体制を構築しなければなりません。企業活動にあたっては、経営者のみならず、現場の管理職や担当者もまた法令の知識を正確に理解して行動することが求められます。本コースは、今日、ビジネスパーソンにとって必須の要件ともいえるコンプライアンスの基本知識について、事例を通して総合的に習得することをねらいとしています。特色
ケースを通じて最良の段取り方法を学ぶ
- 1か月目学習では、企業経営におけるコンプライアンスの意味を解説するとともに、コンプライアンスの対象となるステークホルダーや関連する法律の概要について、経営者の視点と管理職や一般従業員の視点の両面から理解することを目的としています。
- 2か月目学習では、コンプライアンス体制の具体的内容の一つであるリスク管理体制の整備にあたってのポイントを理解することを目的としています。
- 事例集では、これまでに起きた企業不祥事について、不祥事の類型毎にそのメカニズムを検討し、予防のためのポイントを解説します。
教材構成
- テキスト:1冊(電子ブック対応)
- 事例集:1冊
- レポート回数:2回
主な項目
No. | 主 な 項 目 |
---|---|
1 |
第1章 コンプライアンスとは何か第2章 企業経営とコンプライアンス第3章 コンプライアンスの対象第4章 コンプライアンスの担い手 |
2 |
第1章 コンプライアンス体制とリスクマネジメント第2章 リスクマネジメントの基本第3章 企業不祥事が発生する主な原因とは第4章 リスクをコントロールするためのポイント |
事 例 集 |
第1章 不適切会計・不正融資第2章 表示・品質偽装第3章 リコール隠し・燃費不正第4章 情報漏洩第5章 過労死・過労自殺第6章 違法な長時間労働問題 |
受講者の声
具体的な事例の紹介により、理解度が深まりました。
広い意味でのコンプライアンスが理解できて良かったです。