技能検定【前期】受検申請受付中/連載:ものづくり人のためのドラッカー[その10]

*2025年4月3日(木)

桜の便りがあちこちから届くようになりました。皆様いかがお過ごしでしょうか。
本日は、

  • 技能検定【前期】受検申請受付
  • JTEX技能検定学科試験免除コース
  • 新シリーズ「ものづくり人のためのドラッカー」その10

について、ご案内いたします。ぜひ最後までご拝読いただければ幸いです。

技能検定【前期】受検申請受付が始まります

技能検定【前期】試験の受検申請受付が始まります。
申請期限は2025年4月7日(月)~2025年4月18日(金)となっています。
下記フローチャートをご参照の上、忘れずにお手続きください。

   

技能検定受検の手続き

1)受験案内書の入手
    各都道府県 職業能力開発協会の窓口で配布しています。
2)受験申請
    4月7日(月)~4月18日(金)各都道府県職業能力開発協会窓口で受付。

    ★3級機械保全
    • インターネット申請…4月1日(火)10:00~4月18日(金)18:00
    • 郵送申請…4月1日(月)~4月11日(金)消印有効

    ※郵送申請とインターネット申請では、申請期間が異なりますのでご注意ください! 
    その後、受験資格審査あり。

    ※JTEX学科免除コースを修了されている場合、申請時に当センター発行の【修了証書】を必ず添付してください。

3)実技試験問題の公開
  • 6月3日(火)に各都道府県職業能力開発協会より実技試験問題の公開
  • ★3級機械保全(機械系保全作業)…公開中  ※出題例として常時公開中
  • ★3級機械保全(電気系保全作業)…5月7日(水)に公開
  • 日本プラントメンテナンス協会 」ホームページをご覧ください

4) 実技試験実施日
    3級…6月10日(火)~9月9日(火)に実施予定

  • ★3級機械保全科(機械系保全作業)…6月22日(日)
    ※学科試験(午前)実技試験(午後)
  • ★3級機械保全科(電気系保全作業)…6月7日(土)~7月6日(日)
    ※原則土日に実施
  • ※詳しくは各職能協より配布される受験案内書をご参照ください。

5)合格発表
  • 3級…8月29日(金)
    ★3級機械保全科…8月1日(金)日本プラントメンテナンスHP
  • 1級および2級…10月1日(水)
  • ※各職能協より後日、試験合格者に合格証書が交付されます。

◆ご注意ください◆
上記1~5に関して、誤りがあった場合でも当センターでは責任を負いかねます。
申請方法等の詳細については、各運営団体へお問い合わせください。

JTEX 技能検定学科試験免除コースのご案内

JTEXが行う「認定職業訓練」は、職業能力開発促進法第24条(1・2級技能士コースの職業訓練に関する基準)に基づき認定を受けた講座によって実施され、修了者は「技能検定」の学科試験が免除となります。
貴社の現場力を高めるために、認定職業訓練を是非ご活用ください!!
  • 4月開講 : 電子機器組立科
  • 4月開講 : 機械加工科 普通旋盤作業/数値制御旋盤作業
  • 9月開講 : 機械検査科 機械検査作業
  • 10月開講 : 機械保全科 機械系保全作業/電気系保全作業



 

新シリーズ「ものづくり人のためのドラッカー」
 ~イノベーションは天才のひらめきではなく、明日に向けた仕事である
                          著者 浅沼 宏和

“ものづくり人“とは、ものづくりに関わる、経営者、技術者・技能者、営業・管理部門までのすべての人を、そう呼んでいます。
この連載はドラッカーの11冊の著書からリベラルアーツとしてのドラッカーをまとめたものです。
どこかに、役に立つ一言が含まれていることと思います。
ぜひ、引き続きご愛読いただきたく、連載を開始いたします。
 
 
 

その10 テーラーの科学的管理法


  

 テイラーの研究成果は、「科学的管理法」と呼ばれ、製造業の生産管理の方々には古典としておなじみかもしれません。
 既にご存知のことかもしれませんが、今一度「科学的管理法」の驚くほど簡単なテクニックを振り返ってみましょう。その手順を見ていきます。
  • 手順1:仕事を1つ1つの動作に分解する。
  • 手順2:1つ1つの動作に必要な時間を記録する。
  • 手順3:ムダな動作を探し、それをやめる。
  • 手順4:残った動作の時短化・簡素化を図る。
  • 手順5:一新された各動作を組立て直す。
  • 手順6:仕事に必要な道具を作り直す。
 たったこれだけのことで、肉体労働の生産性は大幅に向上するのです。肉体労働は多くの動作の組み合せです。その動作の1つ1つに目を向けてみると、それまで必要とされていた動作の多くにムダがあることに気が付きます。昔から使っていた道具も必ずしも適切でないことがわかります。
 複雑な仕事も、単純な動作に分解することで生産性を改善することができるのです。テイラーの科学的管理法によって、仕事の現場からたくさんのムダが取り除かれていき、テイラーは、肉体労働の生産性を大きく向上させる合理的な道筋を示しました。

 ドラッカーは「テイラーの手法は簡単に見えるが、優れた方法はそうした特長がある。」といっています。実際、テイラーはこの方法を確立するために、20年もの歳月を要しています。「簡単そうな方法」だからといって、簡単に思いつくわけではありません。事実、数千年の間、誰も肉体労働の生産性向上について考えつきもしなかったのです。テイラーの科学的管理法は歴史に残る金字塔といえる理論です。
 テイラーの科学的管理法は、具体的な生産高を重視するものでした。そこでは、労働時間、つまり仕事に没入した時間ではなく、生み出したものによって報酬を得るべきであるとされました。出来高に応じて賃金を支払うという、今では当たり前の話に聞こえるような考えが普及するきっかけになりました。こうした考え方の転換がもたらした生産性向上によって先進国が生まれてきたのです。
 20世紀の先進国経済を生み出した立役者の一人はテイラーであり、先進国の労働者の生活も、20世紀を通じてどんどん豊かになっていったのです。
 その後、テイラーの科学的管理法はいろいろなマネジメント手法を生み出しました。組立ラインによる大量生産方式、職務分析、IE(Industrial Engineering)、TQC(Total Quality Control)、カイゼン活動、カンバン方式などの技法が、昨今ではサービス業などにも取り入れられています。
 そして、ドラッカーは、テイラーの科学的管理法を知識労働に応用しようとした人物なのです。それはテイラーの科学的管理法を新たなステージに引き上げようとする試みでもあったのです。

次回 その11「知識労働とは何か」

著者紹介

 浅沼 宏和
早稲田大学政治経済学部卒、中央大学大学院法学研究科卒、名古屋学院大学 論文博士
社会制度変容の力学 -内部統制制度・リスクマネジメント・コーポレートガバナンス一体化の論理

日本会計研究学会会員
ドラッカー学会会員
(株)TMAコンサルティング 代表
浅沼総合会計事務所 代表 

 

講座に関するご質問、その他通信教育に関するお問合せは、下記担当者までお願いいたします

2025年総合通信教育ガイドについて

ご請求は下記より受け付けております
「一人では変えられないことも、つながれば変わる。」

  

電子ブックで閲覧いただけます。


【発行・編集・著作】
JTEX 職業訓練法人 日本技能教育開発センター
〒162-8488 東京都新宿区岩戸町18 日交神楽坂ビル
TEL:03-3235-8686(午前9時~午後5時)

2025年4月3日