【認定訓練コース機械保全科お申込みのお礼】と【保全実技セミナーのご案内】 /新企画連載:随想 鬼平犯科帳[第24回]

*2023年8月31日(木)
皆様におかれましてはますますご健勝のこととお慶び申し上げます。
本日は、
- 「認定訓練コース【機械保全科】申込みのお礼」
- 「機械保全実技対策セミナーのご案内」
- 石岡慎太郎(JTEX理事長)による池波正太郎の小説『鬼平犯科帳』をもとにした「鬼平犯科帳随想」
第24話
について、ご案内いたします。ぜひ最後までご拝読いただければ幸いです。
認定訓練コース【機械保全科】のお申込みを多数頂き誠にありがとうございます!
国家技能検定の学科試験が免除になるこちらのコースについては毎年1回10月開講のみ受付となっております。
ご受講を希望されていて、まだお受付をしていない方におかれましては、早めの申込をお願い致します。
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特に会場受講については定員になり次第、受付終了となります。早めの申込をお願い致します。
1.機械保全(機械系)実技対策セミナー(会場受講)
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機械保全実技試験対策として、専属講師が過去に出題された試験問題を分析し、その分析結果を踏まえたテクニックを1日のセミナーを通して解説していきます!
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会員企業受講料:15,400円 非会員企業受講料:20,900円
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視聴可能期間:2023年10月上旬〜2024年1月中旬
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会員企業受講料2級:7,700円 非会員企業受講料:13,200円
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セミナー参加の前後に、Webセミナーで予習や復習をすることができるため、万全の試験対策ができます。
会員企業受講料:22,000円 非会員企業受講料:25,300円
会員企業受講料:22,000円 非会員企業受講料:25,300円
機械保全(機械系)実技試験概要
試験日程
- 1級実技試験日:2024年1月14日(日)
- 2級実技試験日:2023年12月17日(日)
受検申請
- インターネット申請:2023年8月28日(月)10:00~9月29日(金)18:00
- 郵送申請:2023年8月28日(月)~9月22日(金)消印有効

鬼平犯科帳連載について
息抜きにご一読いただければ幸いです。
作者の池波正太郎氏は19歳のとき(昭和17年)、小平の国民勤労訓練所(戦後の中央職業訓練所)に入り、萱場製作所で2年間、四尺旋盤を使って飛行機の精密部品を作り、そのとき体で覚えたものつくりの手順で、『鬼平犯科帳』を書いたといいます。
このように、この小説の背景は意外に深く、皆様もこの作品から学ばれる点が多いと思います。

第24回 池波の青春時代
池波正太郎は昭和10年東京下谷の小学校を出ると、母の勧めで株屋に就職した。店の同輩に中島滋一という文学少年がいて、二人はいつしか二人だけの同人誌『路傍の石』を作り、仕事のあい間に作った俳句、短歌等をそこに発表するようになった。
質札をひろげ五月の更衣かな
これは昭和15年、池波17歳の句で、当時の生活感がよく出ている。
また池波はフランスのサン=テグジュペリの文学が好きになり、その頃彼の小説『夜間飛行』の映画が東京で上映されると、南米で夜間飛をする郵便輸送機の操縦士が暴風雨で方向を見失い、燃料も尽きたので雨雲の上に出ると、美しい月光の海、見とれているとプロペラが止まるというシーンを見て、義務である危険な仕事に献身的に従事し、特に何も求めないという人間の生き方に共鳴をしている。考えてみれば『鬼平犯科帳』も正にそういう生き方をしている鬼平と部下達を描いた小説ではないかと思う。
しかし戦況は厳しくなり、池波は株屋をやめ、17年には小平にあった国民勤労訓練所に入所、その後芝浦の萱場製作所に徴用され、飛行機の精密部品を作る旋盤工となった。最初失敗ばかりしていたが、指導員の水島伍長に「仕事をする前にどこから手をつけるかよく考えろ。手順が一つでも狂えば精密部品はできない」と教えられ、池波は腕ききの旋盤工になっていく。そればかりでなくこの教えは池波が小説や戯曲を書く際にも応用されるようになる。
昭和18年、池波は婦人画報の朗読文学に応募すると、『休日』は5月号選外佳作、『兄の帰還』は7月号入選、『駆足』は11月号佳作、『雪』は12月号選外佳作という結果であった。
昭和19年の1月1日、半年前から萱場製作所の美濃太田工場で指導員をしていた池波は、名古屋の会社に徴用され事務をしている父と名古屋で再会した。父は勤めていた綿糸問屋が倒産したため昭和4年に母と離婚したが、嫌いではなく、父と一晩飲み明かした。なお昭和34年、住所の分らなかった父が死んだが、遺品の中に翌日撮った二人の写真があったという。
父と別れると、父が予感したように召集令状が届き、池波は上京し、母と修善寺に二泊をして別れを告げ、横須賀海兵団に入隊した。そして磯子八〇一空で電話交換手となったが、昭和20年3月10日東京が空襲され、池波が八年住んだ浅草永住町の母の実家が炎上した。母達は無事であったが、休暇を貰い、浅草に立った池波は、
見馴れいし町の姿を目に追いて
廃墟に我は立ちつくしつつ
という歌を詠んでいる。
そして5月、磯子八〇一空は鳥取の美保特攻基地へ移ることになり、池波も電話室長として赴任した。死を前にした人間の眼は特殊なもので、自然や人を見るとやたらに短歌のようなものが浮び、池波達は同人誌『三昧』を月一回作っていた。
そんな中7月7日、母から久方振りに手紙が届いた。読むと、毎日自分のことを案じている母、江戸ものの心を忘れず清く生きているという母、離婚してから苦労して自分を育ててくれた母、三度も焼け出されながら祖母、弟、叔母等を養うため今も東京で一生懸命働いている母がいとおしく、
爆弾の下に横たう国原に
母と生きなむ力の限り
と詠む池波であった。
7月22日母より再度手紙があり、あの廃墟と化した浅草の町で例年通りほうずき市が立ち、四万六千日の行事が行われたことを知り、池波は生きる勇気が湧いてくるのであった。
敗戦後母の許へ帰った池波は、昭和21年読売新聞の演劇文学賞に応募し、戯曲『雪晴れ』で選外佳作を取り、ここから脚本家そして小説家への道が開け始める。
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2023年8月31日