JTEXご受講ランキングベスト5です!! /新企画連載:随想 鬼平犯科帳[第21回]

*2023年8月3日(木)
皆様におかれましてはますますご健勝のこととお慶び申し上げます。
本日は、
- 「2023年春夏 JTEX受講ランキングベスト5」
- 石岡慎太郎(JTEX理事長)による池波正太郎の小説『鬼平犯科帳』をもとにした「鬼平犯科帳随想」
第21話
について、ご案内いたします。ぜひ最後までご拝読いただければ幸いです。
2023年春夏 JTEX受講ランキングベスト5!!
1位 危険物取扱者合格講座(乙種)
危険物取扱者(乙種)の資格取得を目指す方のための受験講座です。
2色刷りのテキストは図表も豊富で分かりやすさを重視し、レポートの他、模擬問題やWeb小テストなど、問題を解きながら学習を進めることで試験準備に役立ちます。
本講座の学習で本番の試験に備えましょう!
2位 現場で役立つQC検定(R)3級 受験準備コース
3位 新入社員の君へ―メーカーの基本あれこれ
4位 みんなの5S「基本のキ」
5Sは生産性向上、原価低減などあらゆる経営改善活動の第1ステップです。
5S活動が根付いた職場風土では、品質の向上や在庫削減、設備保全活動が活発に動き出します。また、清潔で快適な職場だからこそ、安全を確保できます。
本講座は、「みんなの5S」がなぜ必要なのか?5Sの意義をわかりやすく解説することから始め、次に、5つのSである「整理」「整頓」「清掃」「清潔」「しつけ」をどのように進めるのか、現場のケーススタディを使いながら解説します。
5位 表現力アップ↑大人の語彙力
語彙力がある人って素敵ですよね。表現力が豊かで、言いにくいこともしっかり伝え、四字熟語も正しく使えて……。
ビジネスシーンにおける語彙力とは、難しい言葉をたくさん知っていることではありません。例えば、何かを断るときにストレートに言えば角が立ち、今後の人間関係に影響を与えることもあります。相手を傷つけたりせず、上から目線になることもなく、思いやりの心を持ったうえで、ストレートに表現せず正確に気持ちを伝えていくことが大切です。そのためには、語彙力を磨いていくことが必要なのです。
この講座では、ビジネスシーンに焦点をあて、日常的に使える語彙を厳選しています。たくさんの例文で学習することで、語彙力を高めていきましょう。

鬼平犯科帳連載について
息抜きにご一読いただければ幸いです。
作者の池波正太郎氏は19歳のとき(昭和17年)、小平の国民勤労訓練所(戦後の中央職業訓練所)に入り、萱場製作所で2年間、四尺旋盤を使って飛行機の精密部品を作り、そのとき体で覚えたものつくりの手順で、『鬼平犯科帳』を書いたといいます。
このように、この小説の背景は意外に深く、皆様もこの作品から学ばれる点が多いと思います。

第21回 むかしの男
『むかしの男』(文春文庫3巻)は鬼平の妻久栄が盗賊一味を撃退する話であるが、これも一種の女性物である。
久栄が17歳の時であった。隣家の旗本近藤勘四郎に捨てられ、久栄の父が隣家の鬼平に嘆いていると、鬼平が「よろしければ、私がいただきましょう」といってくれた。翌年の新婚初夜に久栄が両手をついて「このような女でもよろしいのですか」というと、「このようなとはどのような女なのだ」「あの、私のことを」「聞いたが、忘れた」「ま」「久栄」「はい」「お前はいい女だ」という会話があって、久栄は鬼平に抱かれた。
それから23年後事件が起きた。久栄は二男二女の母であったが、七つ程若く見え、ふっくらとし、さばけているが、威厳があった。ある日雑司が谷鬼子母神の茶店の老婆が、あの時人を殺して金銭を奪い、遊女と逐電した近藤からの手紙を持ってきた。夫が上洛中でもあり、久栄は独断で翌朝一人護国寺の茶店に出かけ、近藤の部屋の外で話しを聞くが、とりとめのない話で、すぐ帰ると、あの老婆が「奥様が襲われた」と留守宅を混乱させ、幼い養女お順をさらっていた。
だが久栄は密かに下男に近藤を尾行させていたので、夜になって隠れ家が判明する。鬼平の部下の佐島等が急襲してお順を救出し、近藤や老婆等を逮捕した。これは兇盗霧の七郎が弟の復讐のため、一味の近藤等を使ってお順と久栄を殺害する計画であった。
京より戻った鬼平が「それにしても、むかしの男にきついまねをしたものだ」というと、久栄はきっぱりと「女は男次第にござります」と答えるのであった。
ところでこの作品は昭和44年に出たが、この頃池波は先述した『女の血』、『三河屋お長』、『平松屋おみつ』等女の強さを描いた短編を発表しており、これもその一種である。
また池波は、この作品等の鬼平夫婦で次のような昔の夫婦を再現したかったのだと思う。
「鬼平の時代、侍あるいは町人でも自分の女房に対して敬意を持っていた。逆に女房も夫に対して敬意を持っていた。鬼平の場合、見回りに出てくるといって出たら、何が起こるかわからない。常に死を意識して生きている。だから毎日、これが一期の別れになるかも知れないという気持なので、当然双方の愛情もこまやかになってくるのである」(『新・私の歳月』講談社文庫)。
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鬼平 「久栄。おもいきってきらいな卵酒でも飲んでみるか、精をつけるために、な」
久栄 「まあ」 (『妖盗葵小僧』2巻)
鬼平 「もっともこの頃は久しくお前を抱かぬ。さてこの前はいつであったか」
久栄 「おやめあそばせ」 (『大川の隠居』6巻)
鬼平 「たまさかには、俺の寝間でやすめ」
久栄 「まあ、おたわむれを」
鬼平 「何を驚く。おかしな奥方様じゃ」 (『盗賊婚礼』7巻)
鬼平 「久栄。わしにこのような精をつけさせて何とする」
久栄 「まあ」 (『火つけ船頭』16巻)
鬼平 「どうじゃ。一緒に風呂へ入らぬか」
久栄 「よいかげんになさいませ」 (『鬼火』17巻)

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2023年8月3日