認定職業訓練(技能検定学科試験免除コース) 2023年度「機械検査科」「機械保全科」募集開始! /新企画連載:随想 鬼平犯科帳[第13回]
*2023年5月11日(木) ↑2023年5月4日の富士山
皆様におかれましてはますますご健勝のこととお慶び申し上げます。
本日は、
- 認定職業訓練「機械検査科」「機械保全科」募集開始!
- 石岡慎太郎(JTEX理事長)による池波正太郎の小説『鬼平犯科帳』をもとにした「鬼平犯科帳随想」
第13話
について、ご案内いたします。ぜひ最後までご拝読いただければ幸いです。
2023年度
認定職業訓練(技能検定学科試験免除コース) 「機械検査科」「機械保全科」募集開始!
認定職業訓練(技能検定学科試験免除コース)
これまでに40,000名以上の方が、JTEXの認定職業訓練を利用し、技能士として活躍しています。
「技能検定」および「技能士」とは
JTEX「認定職業訓練コース」紹介
1級・2級技能士コース・機械検査科【9月開講】
1級技能士コース・機械検査科(機械検査作業)
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受講期間12カ月 受講料41,800円
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<1か月目>・測定法(1) ・測定法(2)
<2か月目>・検査法
<3か月目>・品質管理 ・電気一般 ・安全衛生管理
<4か月目>・機械構成要素 ・潤滑及び給油
<5か月目>・機械工作法 ・材料一般
<6か月目>・力学及び材料力学 ・製図
2級技能士コース・機械検査科(機械検査作業)
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受講期間12カ月 受講料36,300円
1級・2級技能士コース・機械保全科【10月開講】
1級技能士コース・機械保全科(機械系・電気系)
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受講期間12カ月 受講料41,800円
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・共通編(レポート3回)
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<1か月目>・機械一般 ・材料一般
<2か月目>・機械保全法一般
<3か月目>・品質管理 ・電気一般 ・安全衛生管理
・専門編─機械系保全作業(レポート3回)
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<4か月目>・機械構成要素 ・ 潤滑及び給油
<5か月目>・機械工作法 ・油・空圧装置
<6か月目>・力学及び材料力学 ・製図
2級技能士コース・機械保全科(機械系・電気系)
-
受講期間12カ月 受講料36,300円
認定職業訓練コース ご受講の流れ
受講申込
※申込用紙の入手方法は、下記までお問合せください
機械検査(申込受付中~7月下旬締切)
機械保全(申込受付中~9月初旬締切)
教材配布
機械検査:8月中
機械保全:9月中
に一括送付いたします
通信教育スタート
までに、レポートを6回提出
※60点以上が合格、59点以下は再提出
面接指導(スクーリング)出席
修了時試験
鬼平犯科帳連載について
息抜きにご一読いただければ幸いです。
作者の池波正太郎氏は19歳のとき(昭和17年)、小平の国民勤労訓練所(戦後の中央職業訓練所)に入り、萱場製作所で2年間、四尺旋盤を使って飛行機の精密部品を作り、そのとき体で覚えたものつくりの手順で、『鬼平犯科帳』を書いたといいます。
このように、この小説の背景は意外に深く、皆様もこの作品から学ばれる点が多いと思います。
第13回 盗賊人相書
前回『兇賊』(文春文庫5巻)の鬼平は、九平を不審に思い、念のため人相書を作らせたが、もしこれをしていなければ九平は逮捕されず、鬼平は確実に殺されていたから、人相書も馬鹿にはできない。
『盗賊人相書』(6巻)もそんな人相書の話で、深川のそば屋に盗賊3人が入り、偶然便所にいた少女を除き5人を殺害した。しかし、この少女が盗賊一人の顔を見たため、近所に住む絵師・石田竹仙が人相書を画くことになった。改方御用の絵師・竹垣正信(幕府御抱え絵師・墨川宗信の内弟子)が休暇中だったからである。
この人相書から、犯人は遠州・無宿の熊治郎とわかったが、鬼平は竹仙が人相書を画くと無口になったのを怪しみ、熊治郎を知る密偵とともに竹仙を見張っていた。案の定、竹仙は動き出し、一杯飲屋に隠れている熊治郎と会って「人相書を画いているうちにお前だとわかったので逃げてくれ」と頼む。2人はかつて一緒に盗みをした仲だったのである。しかし、竹仙が殺されかけたので、鬼平はそんな熊治郎と手下2人を斬る。
『
『鬼火』(15巻)では、竹仙が久々に登場し、殺された浪人の人相書を画く。
最後に第6回の『迷路』(22巻)にも、人相書の話がある。鬼平は居酒屋・豆甚の親父とそこにいた女の人相書を、菊地夏信(正信の後任か)に画かせたところ、親父は矢野口の甚七とわかり、また女のいる盗人宿もわかった。その女が父親の盗賊・猫間の重兵衛に会いに行ったことから、事件の首謀者が彼だと判明する。
なお池波は、子どもの頃から絵が大好きで、挿絵画家になる夢を持っていた。だから竹仙が登場したときはなるほどと思ったが、意外に活躍しなかったのは、池波自身が昭和52年から絵を画き始めたからではないかと思う。
この年池波は、初めてフランスを訪れ、風景や人物をクロッキーにするとともに写真に撮って持ち帰り、水彩画を画いた。それからがぜん絵を画くようになり、昭和59年には、週刊文春連載の『乳房』の挿絵を自らが画き、夢を実現した。
私は平成元年5月、銀座で開かれた「池波正太郎・絵筆の楽しみ展」を見逃したが、平成15年4月、上田市の池波正太郎真田太平記記念館を訪れ、フランスで画いたパステル画35枚を見た。実に見事な絵で、とくにアルルを流れるローヌ河の絵が印象に残っている。
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2023年5月11日