新入社員の“いま”をお伝えさせていただきます

*2022年3月24日(木)

今年度はコロナ禍の影響で対面での研修をなくなく回避され、オンラインでの新入社員研修を開催せざるを得ない状況でした。

次年度も、対面研修かオンライン研修かのギリギリの選択を迫られ、どう乗り越えるかご検討されていると思います。

そんな状況下で、2021年度入社の皆さんはたくましく1年を乗り越えてきました。
皆さんの“いま”を昨年に引き続き今年もお伝えさせていただきます。

あと数日で、新入社員の皆さんが、昨年とまた違った新しい風を職場に運んでくれることと思います。一日も早く企業にとって重要な幹となり、一つひとつ確実に成果をあげられることを切に願っております。

内定者教育⇒新入社員研修⇒1年目振り返り研修⇒若手社員研修・・・様々な視点からご活用いただいているお客様より情報交換させていただいた内容を、皆様に発信させていただきます。

早期戦力化に向け内定段階から計画的な教育が重要です。自律型社員へ育て上げるには手間と時間が必要であり、早いうちから育成を始めなくてはいけません。

【新入社員導入研修⇒フォローアップ研修⇒振り返り研修】=総ざらい研修 において
特に1年目振り返り研修のご相談を多くいただいた1年でした。

新入社員の多様化した学習ニーズに対し、個別対応が可能な通信教育の効果をより実感していただきました。

どんな講座が採用されているのか

まずは例年新入社員研修の一環でご活用いただいている人気通信教育のご案内です!

※「書く」・「コミュニケーション」・「話す」・・・
不動の3大テーマよりご検討いただいております。

ご参考【1】

入社前教育<内定者教育>でご活用いただいている人気通信教育講座はこちら
★上記講座は、新入社員研修でご採用されるケースも多く、ご検討いただいております。

ご参考【2】

急遽、「対面研修が難しくなり、新入社員を自宅待機にしている。何か良い教育があれば・・・。」
とのお話があり通信教育をご活用いただいた結果として、プラス評価をいただき、今年は対面での新入社員研修にプラスしフォローアップ通信教育も継続いただける事に繋がりました。

★マナー/文書作成/法務/業界基礎と、様々ジャンルからその時に必要な最適な講座を皆様よりご選定いただきました。
その時々で最適な情報を・最適なタイミングでご提供できるのが、最大の利点だと思います。
また、レポート提出=納期管理に見立て、修了証=目標達成に繋げる事も十分可能です!

今年度の新入社員のタイプとは

2021年度
「仲間が恋しい ソロキャンプタイプ」
令和3年(2021年度)新入社員タイプと人事労務分野の情報機関である産労総合研究所が発表しました。
「ソロキャンプ=仲間を連れずに一人(ソロ)でキャンプを楽しむこと」

なぜ、ソロキャンプタイプ?
新型コロナウイルスの影響で、2021年卒業の就活生は従来と異なる方法で内定獲得に向け活動することとなりました。合同説明会はオンラインに切替、先が見えない不安や孤独を抱えながら、手探り状態で就活を行ってきました。

「頼れる人がそばにいなくて戸惑いながらも、徐々にコツをつかみ、工夫していく中で強くなっていき、最終的には自由さと気楽さに気づくような・・・」
初めてのソロキャンプ状態でした。

2019年度
「呼びかけ次第のAIスピーカータイプ」
AIスピーカーは多機能ではあるものの、使いこなすためには細かい設定(丁寧に育成をすること)や環境の整備が必要でした。

最初の呼びかけは「ヘイ、●●」や「オッケー●●」等、少し恥ずかしいが、呼びかけないことには始まらないAIスピーカーと、受け身で意思を表面に出さない新入社員を重ね表現されました。

【課題】
こまめに語りかけ、丁寧に教えて対応し、仕事の意義について説明することが求められるため、先輩社員は自分たちが新入社員だったころとは違う対応をしなければならず、この違いの受け入れが最初の課題でした。

2018年度
「SNSを駆使するチームパシュートタイプ」
オリンピックで金メダルを獲得した女子チームパシュート。3人が順序を入れ換えながらリンクを疾走する姿が記憶に残る。ここ数年続く売り手市場傾向を追い風にスピーディーに就職活動を終えることができた。少数の仲間同士でSNSを活用し、綿密な情報交換で協力関係を構築し、内定というゴールをめざした。就活は短期決戦だったが、入社すればおよそ40年もの長期戦である。自分なりのテーマをもって仕事をする努力を怠れば周回遅れも。

 

果たして、じきに発表される2022年度新入社員タイプはどのように発表されるのか今からとても楽しみになってきました。

採用責任者様の目線

今年度の新入社員が実際に働いている姿を見て、または共に働いてみて、どのような特長や傾向があると感じられたか、私共のお客様から耳にしたご意見等を含めご紹介させていただきます。

1.【指示】+αまではやらない
    基本的な業務遂行能力は高く、かつ素直なため、ある程度業務は卒なくこなせるのですが、その反面「これぐらいで大丈夫かな」とほどほどに手を止めがちのようです。
    「間違ってはいないんだけど、なんか気が利かないなぁ~。」こんな風に感じている先輩社員の方は多いようです。
2.周囲の目を気にし過ぎ
    SNS等の急速な発展によって、周囲から自分がどう見られているか、思われているか、もしかしたら叩かれるのではないか、烙印を押されてしまうのではないか・・・等という不安に駆られている方も少なくありません。

    そのためか、困っていてもなかなか周囲に相談ができず、失敗をしてもしっかりと報告ができない…というケースも多く耳にします。
    さらには、分からないことは先輩上司に報連相せず、ネット検索結果を鵜呑みに勝手に業務を進めてしまう新人もいるとか、いないとか・・・。

    「大丈夫か?」=「大丈夫です」、「問題ないか?」=「特にありません」と
    新人が言っているからと安心していたら後日お客様からクレーム連絡が・・・
    なんて想像したらとても恐ろしい事です。

3.心を開くのは認めてくれたひとだけ
    自分が苦手と感じる人=“ブロック”し関係を断つ、というのが当たり前の世界で育ってきた新入社員は、あえて苦手と感じる人たちとの関係構築を無理に図ろうとはなかなかしません。

    その一方で、「この人になら何でも言える」という心理的安全性が保たれた相手にのみ「褒められたい、感謝されたい」といった承認欲求が人一倍強く、一生懸命貢献しようとする傾向が強くあります。

    「最近の新入社員は好き嫌いが激しくわがまま・・・」と思っている先輩社員
    vs「本当はもっと深く関わりたいけど信頼して良いか分からない」と悩んでいる
    新入社員の構図が浮き彫りになってしまっています。

    リモートワークの拡大やデジタルネイティブ世代の入社により、新入社員を受け入れる立場としてもこれまでと同じような関わり方ではうまくいかず、少しずつ関わり方や価値観を変えていく過渡期になっています。

    入社してきた新入社員が自社で満足のいくキャリアを歩めるように、
    現場社員と人事担当者が一丸となり関わり方の工夫がより強く求められます。

講座に関するご質問、その他通信教育に関するお問合せは、下記担当者までお願いいたします

2022年通信教育総合ガイドが完成いたしました

資料のご請求は下記より受け付けております
「技(わざ)と、術(すべ)と、力(ちから)。挑むのは、持続可能な社会。」

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2022年3月24日