新講座!トラブルを未然に防ぐ「設計の考え方」開講します!
*2022年3月17日(木)
設計の仕事は、常に未知の分野へのチャレンジが含まれています。未知の分野にチャレンジしていかなければならないのですから、そこにはトラブルや失敗がつきまといます。設計とは、与えられた仕様を設計図面に具現化することにあります。
そして、製造部門がトラブルなく装置を製造できるような設計図面でなくてはなりません。製造でトラブルを生む設計図面は、生産計画に多大な悪影響をもたらし企業業績に直結していきます。
しかし、仕様の具現化のための知識は時間をかけて学ぶことができますが、トラブルの学習は失敗体験を経て学んでいくものです。
そこで、今回、開講する「トラブルを未然に防ぐ『設計の考え方』」では、先輩たちの体験であるトラブルを生む設計とトラブルを回避する設計を、具体的図面を通して学んでいただきます。
本講座を若手設計者の育成にご活用いただき、製造段階でトラブルを出さない設計で生産の効率化をはかっていきましょう。
トラブル回避の要諦「加工」「組み立て」「機械要素」
トラブル回避には、「加工」「組み立て」「機械要素」の3つがポイントとなります。
- 1.部品を工作機械で加工できる形状にする
- 2.部品の組み立てにおいて問題ない形である装置を選定する
- 3.図面で組み立てた装置が、仕様を満たす
このためには、「加工」や「組み立て」工程の実際の作業や、起こるトラブルについての知識と経験を持つことが必要です。また、装置で使われる「機械要素」の特性や、起こりうるトラブルについて熟知した上で図面を作成することが必要です。
知識と経験から学ぶ
トラブルを起こさないように設計するためには、知識と経験が必要です。
「知識」は時間をかけて徐々に身につけていくものですが、「経験」は仕事をこなさなければ決して手に入れることができません。
「知識」は時間をかけて徐々に身につけていくものですが、「経験」は仕事をこなさなければ決して手に入れることができません。
ベテラン設計者は多くの仕事を担当し、トラブル時に全力で対策を考え、経験を増やす設計者は仕様を満たすために考えた構造を図面として表現します。
経験は仕事をこなして身につける必要がありますが、その代替として、多くの先輩たちの実際の図面を見ることで他人の経験を知識として蓄えることができます。
本講座の目的
本講座は、設計段階のトラブルを回避するポイントである「加工」「組み立て」「機械要素」の3つの視点から、それぞれの設計の前提条件を確認し、トラブルを起こしうる図面とトラブルを回避できている図面をもとに、トラブルのない設計を行えるように学習します。
本講座で、ベテラン設計者の体験を図面から学び、トラブルを未然に防ぐ設計を学んでいただきます。
Contents
- 第1章 図面の書き方
- 第2章 「加工」を考慮した設計
- 第3章 加工の実際
1か月目学習
- 第4章 「組み立て」を考慮した設計
- 第5章 組み立ての実際
2か月目学習
3か月目学習
- 第6章 機器と機械要素
- 第7章 「機械要素」を考慮した設計
- 第8章 機械要素の実際
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「技(わざ)と、術(すべ)と、力(ちから)。挑むのは、持続可能な社会。」
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2022年3月17日