カーボンニュートラルとは？ 「脱炭素社会」の実現に向けて

＊2021年4月22日（木）

世界中で問題となっている異常気象の原因の一部と言われているのが地球温暖化です。
日本だけではなく、世界の国々が対策を講じていますが、温暖化の原因となっている二酸化炭素濃度上昇を抑制していく「カーボンニュートラル」という概念が地球温暖化対策の軸として扱われるようになってきました。

二酸化炭素濃度が上昇する理由

二酸化炭素は、
おもに化石燃料（石炭、石油、天然ガスなど）を燃焼させると発生します。
例えば、生活に不可欠な電気などのエネルギーを作るには、大量の化石燃料が使われており、大量の二酸化炭素が排出されています。
また、自動車に乗れば化石燃料であるガソリンを燃焼させるので、ここでも二酸化炭素が発生します。
つまり私たちの生活が、エアコン、テレビ、冷蔵庫など、たくさんの電化製品に囲まれ、自動車で好きなところへいつでも行けるような、便利なものになればなるほど、地球上には大量の二酸化炭素が排出されることになり、地球温暖化を加速させているのです。

カーボンニュートラルとは？

考え方としてはシンプルで、二酸化炭素排出量をプラスマイナスゼロにする事を目指すものです。
大気中には多くの二酸化炭素が存在しています。
地球温暖化の主要な原因と言われているのが二酸化炭素であり、その排出量をできる限り減らしていくことが求められます。
「カーボンニュートラル」とは、
その取り組みやシステム・社会実装などの概念を指す言葉です。

注目を浴びる『再生可能エネルギー』

上記の実現に向け、
最近では「再生可能エネルギー」の使用が重要視されています。
再生可能エネルギーには様々な種類があり、「太陽光」・「風力」・「地熱」・「水力」・「バイオマス」といった、温室効果ガスを排出せず、国内で生産できる重要な低炭素の国産エネルギーはこれから益々注目を浴びていくことでしょう。

詳細は、資源エネルギー庁ＨＰへ


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2021年4月22日