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多種多様な内容の講師派遣型研修のご案内![その2] /連載:ものづくり人のためのドラッカー[その68]

*2026年5月21日(木)

若葉の緑がいっそう深まり、初夏の訪れを感じる季節となりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
本日は、

  • JTEXがご紹介可能な「講師派遣型研修[その2]」
  • 「ものづくり人のためのドラッカー」その68

について、ご案内いたします。ぜひ最後までご拝読いただければ幸いです。

JTEXがご紹介する講師派遣型研修[その2]

 JTEXではテーマに応じて、現場で「すぐに活かせる」ことを重視した、各種資格対策研修から、技術・技能知識習得を目指す「ものづくり」研修、新入社員向けの基礎研修、マネジメント研修、ビジネススキル研修等、テーマ別に幅広いラインナップをご用意しております。以下は引き合いの多い研修の一例です。
各企業様の課題や目的に応じて、研修内容のカスタマイズも承りますので、お気軽にお問合せください。


お問い合わせの多い講師派遣型研修

第二種電気工事士(学科・技能)対策研修
【研修のねらい】
    (学科研修)

       第二種電気工事士の学科試験は、広い試験範囲から50問4肢択一で出題されるため、自学自習によってすべての範囲を学習することは、とても時間がかかります。ただし、第二種電気工事士の学科試験(CBT方式含む)で出題される問題の9割以上が過去問題から出題されているため、JTEXでは第二種電気工事士試験に精通した講師陣により、過去の試験傾向から出題率の高い問題をピックアップして解説することで、合格ラインの得点(30問以上)がとれるように、ポイントを絞った効率の良い研修内容です。本コースでは受験者が苦手とする複線図の解説等を含め、短期間で試験範囲を体系的に学習が進められるように工夫された研修カリキュラムを展開しています。

    (技能研修)

       第二種電気工事士の技能試験で公表されている13課題を実際に作成します。3日の研修期間初日は公表問題の解説を行ったあとに3課題、2日目は4課題、作業に慣れてきた3日目は6課題作成し、実際の技能試験時間内に作業完了できるように作業スピードを高めていく訓練をします。
       各課題の作業完了後は、最新の判断基準に精通した講師が一人一人の作品を確認し、適宜アドバイスすることで、試験合格に向けての大事なポイントの確認が可能です。また、近年実際の試験で使用されている埋込器具メーカーを準備して、受講生には作業していただきますので、試験のデモンストレーションにも最適です。
このような企業様におすすめです。
  • 保有者の退職に伴い、従業員に第二種電気工事士資格の取得を推奨したい。
  • 第二種電気工事士資格を従業員に取得させたいが、社内で教えるノウハウがない。
  • 社内講習を行っているが、試験合格率で伸び悩んでいる。
  • 短期間で第二種電気工事士資格試験を合格するレベルまで従業員をスキルアップさせたい。
  • 学科試験を合格している該当者がいるが、技能試験の材料を揃えるのに手間がかかる。

エネルギー管理士(熱分野)対策研修
【研修のねらい】
     本研修は、エネルギー管理士(熱分野)試験合格に必要な基礎知識から実務的応用力までを体系的に習得することを目的としています。
    エネルギー総合管理や関連法規を理解し、省エネルギー推進の視点を養うとともに、熱力学・流体工学・電熱工学の基礎理論を整理していきます。
     また、燃料と燃焼に関する知識や燃焼管理・計算手法を学び、実務での適切な判断力も同時に強化できます。加えて、熱利用設備に関する重要分野について、計測・制御や各種装置の特性を把握し、過去問題演習を通じて試験対応力と実践力の向上を図っていくことにより、現場で活かせるエネルギー管理能力の習得を目指すことが研修のねらいです。
このような企業様におすすめです。
  • エネルギー管理士の有資格者が不足しており、法令対応に不安がある
  • 省エネ法への対応やエネルギー使用量の管理体制が十分に整備できていない
  • 燃焼管理や熱効率改善のノウハウが不足し、コスト削減が進まない
  • ボイラや熱交換器などの設備運用において最適化ができていない
  • 試験対策を個人任せにしており、試験合格率が低い

ISO9001基礎研修
【研修のねらい】
     本研修は、品質マネジメントシステムであるISO9001の基本構造と考え方を体系的に理解し、日常業務に活かせる実践力を養うことを目的としています。規格要求事項の全体像や用語の理解に加え、PDCAサイクルやプロセスアプローチの考え方を学び、自社業務との関係性を明確にしていきます。また、文書管理や記録の重要性、内部監査の視点を理解し、品質向上に向けた継続的改善の意識を醸成するとともに、ケーススタディや演習を通じて、自ら課題を発見し改善策を考える力を養っていきます。
    ISO9001を形骸化させず、実効性ある運用につなげることが研修のねらいです
このような企業様におすすめです。
  • ISO9001を取得、維持しているが、現場で形骸化している
  • 規格要求事項の理解が不十分で、担当者任せになっている
  • 書類作成や記録管理が目的化し、業務効率が下がっている
  • 品質トラブルの再発防止が徹底できていない
  • 改善活動が属人的で、組織として継続できていない
  • 新任担当者や若手社員への教育が追いついていない

新入社員フォローアップ(後輩への接し方)研修
【研修のねらい】
     本研修は、初めて後輩を持つ新入社員が、先輩社員としての役割と責任を自覚し、後輩を支え導くための基本的な関わり方を身につけることを目的としています。入社からこれまでの業務を振り返り、自身の成長や課題を整理することで、先輩として求められる姿勢や行動を具体的に描けるようにします。また、後輩が直面しやすい不安や「現実の壁」を理解し、人間関係づくりやコミュニケーションにおける重要なポイントを学びます。
     ケーススタディやロールプレイングを通じて、伝え方・聴き方・関わり方の難しさを体感し、実践的な対応力を高め、さらに、自身の特性を踏まえた行動目標を設定することで、後輩の成長を支援しながら自らも成長し、職場全体の成果向上に貢献できる先輩社員への成長を目指します。
このような企業様におすすめです。
  • 先輩、後輩の立場の切り替えに戸惑っている新入社員が多い。
  • 指導が「教えるだけ」になり、後輩の成長にばらつきが出ている。
  • 先輩となる社員自身が、仕事への不安や迷いを抱えたまま後輩指導をおこなっている。
  • 教え方や接し方が個人任せで、OJTや育成の質が属人化している。
  • モチベーション低下による新人の離職が散見している。


  

レジリエンス実践研修
【研修のねらい】
     本研修は、変化の激しい環境下においても安定して成果を発揮できるレジリエンスの向上を目的としています。受講者は研修を通じて、思い込みや感情の仕組みを理解し、それらを適切にコントロールする力を身につけるとともに、自己効力感や良好な人間関係といった内的資源を強化していきます。また、逆境を成長機会として捉え、将来のありたい姿を描くことで、主体的に行動し続ける力を養います。これにより、個人のメンタル安定と組織全体の生産性向上の実現をめざすことが本研修のねらいです。
     また、本研修の特徴としては「講師自身がレジリエンスの体現者である」という点です。知識や理論を伝えるだけでなく、自らが極限の逆境を経験し、そこから復活した実体験を研修内で伝えていきます。
このような企業様におすすめです。
  • メンタル不調、離職リスクを組織として予防したいが、有効な手立てが見つからない
  • 変化の激しいビジネス環境でも、パフォーマンスを落とさない人材を育てたい
  • やらされ感で働く社員が多く、主体性やモチベーションの低下が気になっている
  • 部署内のコミュニケーション不足、孤立感が生鮮性や定着率に影響している
  • 組織全体のレジリエンスを高め、長期的な生産性と定着率を向上させたい

 

 
    その他研修のお問合せは下記よりお願いいたします。
    ※弊社ホームページ掲載の研修一覧に無いテーマもご案内可能です。
     

 

新シリーズ「ものづくり人のためのドラッカー」
 ~イノベーションは天才のひらめきではなく、明日に向けた仕事である
                          著者 浅沼 宏和

“ものづくり人“とは、ものづくりに関わる、経営者、技術者・技能者、営業・管理部門までのすべての人を、そう呼んでいます。
この連載はドラッカーの11冊の著書からリベラルアーツとしてのドラッカーをまとめたものです。
どこかに、役に立つ一言が含まれていることと思います。
ぜひ、ご愛読ください。
 
 
 

その68 マネジメントは組織の外部に始まる


  

 ここまで、マネジメントの世界で起きたパラダイム転換について説明してきました。現在では、かつてのさまざまな前提がまったく反対になっているのです。ドラッカーは、すでに意味をなさなくなった前提の最たるものが、「マネジメントの世界は組織の内部にある」というものだといいます。マネジメントは内部管理のことだと考えられていました。
 
 この誤った前提は、マネジメントを起業家精神と無関係ととらえる考え方につながります。また、そうした意識が、組織をイノベーションから遠ざけてしまうのです。
 イノベーションなくしては、あらゆる組織が存続できません。企業が長く続いていくためには、イノベーションが不可欠なのです。ドラッカーは、「マネジメントと起業家精神はコインの裏表である」と言っているのです。

 ドラッカーは、世界最古の組織であるローマ・カトリック教会を例にとって、マネジメントと起業家精神との関係について説明しています。カトリック教会は保守的な組織です。しかし、その長い歴史をよく見てみると、大きな転換期には必ず新しい修道会が生まれているといいます。修道会とは、許可を受けて設立されたカトリック教会内のグループのことです。ドラッカーは修道会の設立を、カトリック教会という組織の起業家精神の表れと見ていたのです。6世紀のベネディクト修道会、13世紀のフランシスコ会とドミニコ会、16世紀のイエズス会などの修道会は、社会の転換期に対応するカトリック教会のイノベーションの結果として生まれたと考えました。

 「マネジメントを軽視する起業家が成功し続けることはあり得ず、逆にイノベーションを行わない企業が永続することもあり得ない」のです。あらゆる組織は、変化を当然のものととらえ、自ら変化を生み出す必要があるのです。

 起業家精神、つまりイノベーションへの強い意志は、組織の外に焦点を合わせることで始まるものです。マネジメントは、組織内部の世界にとどまるものという前提は否定されなければならないのです。
 「マネジメントと起業家精神を互いに異質のものと考えると、やがて倒産の憂き目を見る」とドラッカーは警告しています。

 「組織の内部には努力とコストしかない」というのが、ドラッカーの考えでした。「成果は、組織の外部にしかあり得ない」というのです。マネジメントとは、組織の業務プロセスだけではなく、その成果にも焦点を合わせるべきものなのです。そして、これこそが経営者の役割なのです。「組織の外部に成果を生み出すために経営資源を組織化することが、経営者特有の仕事であり機能である」とドラッカーは言っています。

 パラダイム転換によって、マネジメントは外部の世界から始まるものとなりました。「マネジメントは組織に成果をあげさせるもの」であり、それには「組織の外部に目を向けて、起業家精神を発揮させる必要がある」ということです。「イノベーションは、組織の外部において起こすもの」なのです。

 ドラッカーは、現代においては“技術”を中心にするべきではないと考えていました「成果を挙げるための社会的機関としての“組織”を中心に置く必要がある」と言っているのです。企業はそのような機関としてマネジメントされなければならず、単にものづくりに焦点を当てるだけでは足りないということなのです。
「ものづくりのマネジメントとは、社会的機関としての“組織”のマネジメントという視点から行うべきもの」なのです。

次回 その69「自らの人生をマネジメントする」

著者紹介

 浅沼 宏和
早稲田大学政治経済学部卒、中央大学大学院法学研究科卒、名古屋学院大学 論文博士
社会制度変容の力学 -内部統制制度・リスクマネジメント・コーポレートガバナンス一体化の論理

日本会計研究学会会員
ドラッカー学会会員
(株)TMAコンサルティング 代表
浅沼総合会計事務所 代表 

 

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2026年5月22日