講座情報
講座コード: I95
受講期間: 2ヵ月
レベル: 入門 初級
レポート提出方式: マークシート Web提出
こんなコースです
「5Sは現場の基本」全員が参加するから意味がある
5Sは生産性向上、原価低減などあらゆる経営改善活動の第1ステップです。5S活動が根付いた職場風土では、品質の向上や在庫削減、設備保全活動が活発に動き出します。また、清潔で快適な職場だからこそ、安全を確保できます。
5S活動は集団でやることに意義があります。本講座は、「みんなの5S」がなぜ必要なのか?5Sの意義をわかりやすく解説することから始めます。
次に、5つのSである「整理」「整頓」「清掃」「清潔」「しつけ」をどのように進めるのか、現場のケーススタディを使いながら解説します。
本講座の受講により、5S活動の本当の意義がわかり、納得して進めることができるようになります。テキストは1項目見開きページで簡潔、図解やイラストで取り組みやすく工夫されています。
講座の特色
- 5Sを進める意義がはっきりします。
- 5Sの具体的進め方がよくわかります。
- 5Sから発展したカイゼン活動への意欲がわきます。
教材構成
- テキスト:1冊
- 5S手帳:1冊
- レポート回数:2回(Web提出可)
主な項目
No. | 主 な 項 目 |
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1 |
0章 なぜ、5Sを進める必要があるのか
5Sは経営改善活動の第1ステップ 5S活動は全員参加が基本 5Sは計画的に進めよう モデルをつくって5Sを推進しよう 5Sで作業能率を高めよう 5Sで品質の向上を図ろう 5Sで在庫を削減しよう 5Sで設備故障を防ごう 他 1章 「整理」を進めるためのポイント
整理とは何か
整理の手順を理解しよう 整理する基準を明確にしよう 整理は短時間で集中的に行おう 不用品は赤札を貼付しよう ムダな作業を整理しよう 部品置き場、倉庫の整理のポイント 治工具、刃具、検査具の置き場を整理するポイント 他 2章 「整頓」を進めるためのポイント
整頓とは何か
整頓に欠かせない標準化
整頓の実施手順 整頓の3要素 PQCDSMと整頓 ものの置き方の原則 不良品・手直し品の整頓のポイント 部品置き場、倉庫の整頓のポイント 他 |
2 |
3章 「清掃」を進めるためのポイント
清掃とは何か
清掃の手順 汚れの発生源をつきとめよう 清掃点検と清掃保全 部品置き場、倉庫の清掃ポイント 治工具、刃具、検査具置き場の清掃ポイント 機械設備の清掃ポイント 職場の清掃ポイント 他 4章 「清潔」を推進するためのポイント
清潔とは何か
3Sを徹底しよう 3Sのルール化を図ろう 3S意識の浸透、啓蒙を図ろう 全員でつくる清潔な職場環境 機械・設備のぴかぴか作戦を展開しよう 部品置き場、倉庫を清潔にするポイント 治工具、刃具、検査具の置き場を清潔にするポイント 他 5章 「しつけ」を進めるためのポイント
「しつけ」とは何か
「しつけ」の前提はルールと倫理
5Sは継続することに価値がある 決めたこと、決められたことは守ろう 明るく挨拶しよう 5S推進の標語を職場に掲げよう 率先垂範して5Sを進めよう 毎日5分間3Sを習慣づけよう 他 |
受講者の声
現在、職場では5S活動を中心としたポカミス削減のための活動を行っております。今回学んだことを職場に活かすことで、ポカミスを撲滅させて高品質な製品を作るための努力をします。
自分で学んだ内容を理解して、職場の仲間や取引先へ展開できると今以上の成果(不良の低減や生産性の向上など)を上げられるのではと感じました。
大まかな5Sというのは、知っていましたが、5sのそれぞれの細かな意味やその効果、シチュエーションごとの対処などが想像できるくらい、わかりやすく書かれており、より5sの理解、行う意味がわかったのでとてもよかったです。
毎朝朝礼で簡易的な「5Sとは」という文言を唱和していますが、入社したばかりの私は詳細がわかりませんでした。上司は「5Sの徹底」を繰り返し、指示をするばかり。何のために、どのように、どんな事が基で5Sが謳われているのか、理解し納得して取り組むことができました。受講させていただけてよかったです。ありがとうございました。
テキストが読みやすくわかりやすくwebでのレポート提出にも対応していたので無理なく自分のペースで受講することができた。また一辺倒な課題提出だけでなく質問にも対応してくれているのが親切に感じた。