【認定訓練コース機械保全科お申込み】と【保全実技セミナーのご案内】 /新鬼平随想録[第47回]
*2024年8月22日(木)
処暑の候、まだまだ暑さは続いておりますが、
皆様におかれましてはますますご健勝のこととお慶び申し上げます。
皆様におかれましてはますますご健勝のこととお慶び申し上げます。
本日は、
- 【認定訓練コース機械保全科申込み】と【機械保全実技対策セミナー】について
- 石岡慎太郎(JTEX理事長)による池波正太郎の小説『鬼平犯科帳』をもとにした「新鬼平随想録」
第47話
について、ご案内いたします。ぜひ最後までご拝読いただければ幸いです。
認定訓練コース【機械保全科】のお申込みについて
本年度も弊センターが実施する[認定訓練コース:機械保全科]のお申し込みを
続々といただいております。
続々といただいております。
国家技能検定の学科試験が免除になるこちらのコースについては、
毎年1回、10月開講のみの開講となります。
受講を希望されている方は、お早めにお申込みください!
機械保全(機械系)実技対策セミナー好評受付中です!
本年度、本試験を受検される方に向けての機械保全(機械系)実技対策セミナー(会場受講、Web受講)も
現在、受付中です。
現在、受付中です。
会場受講については定員になり次第、受付終了となります。
お早めにお申込みください!
1.機械保全(機械系)実技対策セミナー(会場受講)
機械保全実技試験対策として、専属講師が過去に出題された試験問題を分析し、その分析結果を踏まえたテクニックを1日のセミナーを通して解説していきます! 本セミナーで解説する内容は、過去に90%以上が実技試験に出題されていますので、セミナーで学んだことをより多く理解することが、合格への近道です。
- 会員企業受講料:15,400円
- 非会員企業受講料:20,900円
2.機械保全(機械系)実技試験対策セミナー(Web受講)
過去出題された試験問題から、出題頻度の高い設問をピックアップしました。反復学習で、試験当日の取りこぼしをなくせるように、しっかり学べます。
視聴可能期間:2024年10月上旬~2025年1月中旬
- 【1級】会員企業受講料:9,900円 / 非会員企業受講料:15,400円
- 【2級】会員企業受講料:7,700円 / 非会員企業受講料:13,200円
3.機械保全(機械系)実技対策セミナー(会場受講)+実技対策セミナー(Web受講)
会場受講セミナー参加の前後に、Webセミナーで予習や復習をすることができるため、万全の試験対策ができます。
- 会員企業受講料:22,000円
- 非会員企業受講料:25,300円
機械保全(機械系)実技試験概要
近年における機械保全科(機械系)実技試験は、機械保全についての基礎知識がない方には非常に合格が難しい試験となっています。その理由としては、問題と解答だけを覚えたとしても、試験で実際に出題される設問文章の言い回しや、数値、写真が異なった際に解けないケースが増えていることが挙げられます。
試験日程
- 1級実技試験日:2025年1月12日(日)
- 2級実技試験日:2024年12月15日(日)
受検申請
- インターネット申請:2024年8月26日(月)10:00~9月27日(金)18:00
- 郵送申請:2024年8月26日(月)~9月20日(金)消印有効
鬼平犯科帳連載について
JTEXメールマガジンでは、石岡慎太郎(JTEX理事長)による池波正太郎の小説『鬼平犯科帳』をもとにした「新鬼平随想録」を1話ずつお届けします。息抜きにご一読いただければ幸いです。
作者の池波正太郎氏は19歳のとき(昭和17年)、小平の国民勤労訓練所(戦後の中央職業訓練所)に入り、萱場製作所で2年間、四尺旋盤を使って飛行機の精密部品を作り、そのとき体で覚えたものつくりの手順で、『鬼平犯科帳』を書いたといいます。
このように、この小説の背景は意外に深く、皆様もこの作品から学ばれる点が多いと思います。
第47回 瓶割り小僧
今回は池波の自選作の第5話「
この夏。1人働きの本格派の盗賊・高萩の捨五郎は、侍に斬られそうになった子供を助けたが、右膝を斬られる等危ういところを平蔵に救われ、密偵となった。そして密偵・彦十が住む本所二ツ目の
一夜明けて午前9時。五兵衛が
20年前の安永2年(1773)。平蔵は28歳であったが、京都町奉行の父・
しかし五兵衛は平気で、それじゃ持っていくよといって、道端の大きな石を抱き上げ、水瓶にぶつける。水瓶が音を立てて割れ、梅吉や見物人が思わず声を上げ、平蔵も土間に立った位だ。買った水瓶をどうしようと俺の勝手だ、割って破片にすれば、俺も1人で運べるよという五兵衛に、梅吉も赤松も反論ができない。また音がして2つ目の水瓶が割れた。そして何回かに分けて運ぶから、ここに破片を置いといておくれといい、2つ3つ破片を持つと坂道を麻布の方へ歩み始めた。
この時赤松が梅吉の傍を離れ、神谷町の通りの方へ向ったが、平蔵はその動きに殺気を感じる。すぐ子供を救うべく、赤松の後ではなく、五兵衛の後を追う。夕暮の旗本屋敷の間の細い坂道の彼方に、五兵衛の小さな姿が見える。五兵衛は本名
翌朝の9時。再び五兵衛は詮議場の白洲へ引き出された。ただし長官自らが詮議をするということで、佐嶋、小林以下4名の与力、同心5名が列席しているが、五兵衛は薄笑いを浮べつつ
その日の
以上が概要であるが、以下感想を述べれば、池波は昭和54年4月、毎日新聞に「少年のころ」という随筆を載せ、次の様に述べている。私は大正12年1月に浅草聖天町で生まれた。すぐに関東大震災が起き、父母と共に浦和に移り、数年過したが、これが最も平穏な明け暮れが続いた数年間であった。やがて東京へ戻った父母は、7歳の時に父の店の倒産もあって、離婚した。更に母は再婚に失敗し、弟を生んで永住町の実家に戻り、2人の子のため働き出した。私も小学校を出てすぐに働いたが、振り返ると、浦和では父母も落ち着いて暮し、私は野や森を駆けまわり、好きなだけ絵本やクレヨンを買ってもらい、清潔で質素に育てられた。私の一生も性格もこの数年間で定まった。自分の心身の底に生き続ける子供のころを、私は今後の自分の小説へ表現していきたい。そして翌55年9月に発表されたこの小説は、この子供のころの大切さを見事に表現していると思われる。
次に池波は同じ54年の8月、毎日新聞に今度は「猫」という随筆を載せ、次の様なことを書いている。先頃、月刊誌の連作小説を15枚程書いたところで、ハタと行き詰った。いつも1日か2日で壁を突き破れたが、5日も6日も先へ進まぬ。そうしたある日の夕暮、応接間から見ていると、飼い猫・ネネが道路に面した塀の上に腹ばいとなっており、空間の一点を見つめたまま、身じろぎもしない。おい、ネネ、何を考えていると呼びかけると、ネネは
最後にこの小説も江戸切絵図に
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2024年8月22日