メールマガジン
【あと1週間】なぜ今「メンタリング」が必要なのか /随想 鬼平犯科帳[第1回]
*2026年6月18日(木)
梅雨の晴れ間に、夏の気配を感じる頃となりました。
皆様いかがお過ごしでしょうか。
本日は、
- 新人が“自ら考え動く”ようになる指導法を学べる「メンタリング研修(オンラインセミナー)」
- 石岡慎太郎(JTEX理事長)による池波正太郎の小説『鬼平犯科帳』をもとにした「随想 鬼平犯科帳」第1話
について、ご案内いたします。ぜひ最後までご拝読いただければ幸いです。
「新人の主体性を引き出す指導・組織へ、アップデートしませんか?」
開催まで【あと1週間】となりました。
ご関心のある方は、ぜひお早めにお申込みください。
この研修は新人を迎え入れる指導者や人事担当者を対象に、
「新人が自発的に考え行動し成長するようになるための、受け入れ側のマインドとスキル」
を学びます。
「新人に教える・考えさせる・やらせる」ではなく、
「新人が教わりたい・考えたい・やりたいと思うようになる」を目指す、
今の時代に適合した指導の型“メンタリング”について、共に理解を深めましょう。
新人を伸ばす指導「メンタリング」研修

本研修では、「教える」から「育ちたくなる」に変える指導法 を学びます。
従来の指導、「教える・考えさせる・やらせる」ではなく、新人が“自らやりたくなる”状態をつくるメンタリング を、実践的に習得いただけます。
- 指導側が認識すべき“役割”を理解していきます。
- 支援スキルを実践できるようになります。
- “メンター”になるにあたっての不安や疑問を解消します。
- 指導するために整えるべき“環境”を理解していきます。
- 日時:2026年6月24日(水)13:00~16:30
- 形式:オンライン配信(Zoom)
- 特別価格:16,500円(税込)(一般価格 22,000円)
新人を伸ばす指導「メンタリング」研修 はこちら>>
目指すゴール
研修プログラム
メンタリングとは
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メンターという指導スタイルが若年層になぜマッチするのか、若年層(Z世代)が育った環境や傾向との相性を整理した上で、指導の目的・対象範囲・方法やマインドについて理解を深めます。
スキル「受け入れる」
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関係構築の支柱となる傾聴・共感・承認のスキルについて、その要となるポイントや、実際に面談の際にどう対応するか、理論と具体の両面から学び、実践できるようにします。
スキル「思考を支援する」
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新人に考えてもらうコーチング的指導のスキルについて、何を・どのように質問すれば新人の主体性を喚起できるか、研修中にワークをしながら、現場で活用できるヒントを得ます。
スキル「意見・指摘する」
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新人に教える際のティーチング的指導のスキルとして、どう伝えたら新人の主体性を損なわず行動変容を促せるか、伝え方を含むコミュニケーション全般を見直します。
指導のための環境整備
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新人が主体性を持つ条件は「新人本人」以外の要素が大きい。オンボーディング施策として機能するには何が必要か、メンターや企業(人事)それぞれの役割について整理します。
開催概要
参加いただきたい方
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メンター・OJT担当者・人事担当者
講師
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株式会社東レ経営研究所
人材・組織開発部門 コンサルタント
大伴 凌平 氏
鬼平犯科帳連載について
JTEXメールマガジンでは、石岡慎太郎(JTEX理事長)による池波正太郎の小説『鬼平犯科帳』をもとにした「随想 鬼平犯科帳」を1話ずつお届けします。
息抜きにご一読いただければ幸いです。
池波正太郎氏は作者は19歳のとき(昭和17年)、小平の国民勤労訓練所(戦後の中央職業訓練所)に入り、萱場製作所で2年間、四尺旋盤を使って飛行機の精密部品を作り、そのとき体で覚えたものつくりの手順で、『鬼平犯科帳』を書いたといいます。
このように、この小説の背景は意外に深く、皆様もこの作品から学ばれる点が多いと思います。

第1回 おれの弟
私は池波正太郎の小説が大好きである。彼の父方の先祖が郷里の越中井波の出身であるからでもあるが、その小説の奥底に流れる人生観に共鳴するからである。その人生観が最もわかる小説が、昭和43年の鬼平犯科帳『谷中いろは茶屋』(文春文庫2巻)である。
粗筋をいうと、鬼平の部下木村忠吾が役目をさぼって谷中のいろは茶屋で遊蕩を続けるうちに、近所のお寺に急ぎ働きをした墓火の秀五郎一味の一人の居場所をつきとめ、鬼平は一味を武州粕壁で一網打尽にする。一方、墓火は下見のためいろは茶屋に通っているうちに、揚代が無くなった忠吾の話を聞き、相方の妓に十両与え、忠吾が遊べるように計らう。勿論、お互い顔も素性も知らない。そんな事件が落着後、忠吾が親切な人から十両をもらって遊蕩したことを白状すると、鬼平はその人を褒めながら、
善事をおこないつつ、知らぬうちに悪事をやってのける。
悪事をはたらきつつ、知らず識らず善事をたのしむ。これが人間だわさ。
と言うが、これが池波の人生観で、鬼平犯科帳の登場人物は皆そんな人生観で描かれている。
しかし、善悪があいまいなのではない。悪事を働く人を時には許し、限度を超えると絶対に許さない、そんな鬼平犯科帳の世界に胸がすく思いがするのである。
だから、鬼平も悪事を働くことがある。その代表例が、昭和53年の『おれの弟』(文春文庫18巻)である。
鬼平が通った本所の高杉道場の弟弟子の滝口丈助は、小石川の高崎道場の跡目を継ぐことになったが、これに反対の石川源三郎が決闘を申し込んでくる。高田の南蔵院裏の松林へ行った丈助は胸に矢を受けたうえ五人に襲われ、駆けつけた鬼平の腕の中で息絶える。鬼平は若年寄京極備前守に事件を届け出、評定所が調べを始めるが、源三郎の父、将軍御側衆の石川筑後守はこれをもみ消す。
10ヵ月後の翌年春のある日の早暁、源三郎は家来一人と広尾ヶ原を馬で駆けていると、家来が付いてこない。すると前方から塗笠の侍が騎馬で近付き、いきなり棒で突いて源三郎を落馬させる。抜刀した源三郎に、下馬して笠を取った侍は弟の敵討という。それが鬼平と知った源三郎は、父は御側衆なるぞと叫ぶが、「なればこそ尚更に生かしておけぬ」と言って、鬼平は一太刀目に左肘を切り、ついで源三郎の喉笛から首筋にかけて粟田口国綱で切り割った。家来は部下が落馬させ、気絶させており、広尾ヶ原に人影一つ見えなかった。
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