食品表示検定 合格ラインと難易度

食品表示検定(初級～上級)　合格ライン

初級・中級　：　100点満点のうち、70点以上で合格
上級　：　100点満点のうち、80点以上で合格

食品表示検定(中級) 合格率と難易度

中級の食品表示検定試験では、仕事に活かすための食品表示の知識が問われるため、初級よりも難易度が高くなり、食品表示を初めて勉強する人にとっては難しい問題だと感じるでしょう。「一般社団法人食品表示検定協会」発表の中級合格率は、2023年前期45.7%・2022年後期48.9％・2022年後期55.0％となっています。

食品表示検定 出題内容・試験形式

食品表示検定(中級)は、食品の生産、製造、流通などの業務に従事し、専門的な知識が必要な方を対象とした検定です。検定内容は、試験実施団体である「一般社団法人食品表示検定協会」発行の「食品表示検定認定テキスト(中級)」から、食品表示に関する基礎知識と応用問題が出題され、具体的な章立は下記となっています。

①食品安全と食品表示　　②生鮮食品の表示　　③加工食品の表示
④事例でわかる食品表示　⑤表示の個別解説

食品表示検定(中級)の試験形式としては、全てCBT方式の「マークシート」で実施され、記述式の問題は出題されず、選択問題や穴埋め問題、表示チェック問題などが出題されます。出題数は全部で100問、試験時間は90分間です。
試験の詳細に関しては　「一般社団法人食品表示検定協会」のHP　にてご確認ください。

食品表示検定 勉強の進め方　勉強の進め方

学習時間の目安

ここからは食品表示検定(中級)に合格するための勉強の進め方について説明していきます。

初級より難易度も高くなる中級に合格するためには、ある程度の勉強時間を確保する必要があります。勉強時間の目安としては、50～80時間程度の時間をかけている方が多いようです。 働きながら勉強を進める方も多いかと思いますが、通勤時間等の隙間時間を活用して、1日1時間、2～３カ月ほどの学習を続けることで合格に近づきます。

次に実際の勉強方法について説明します。中級の食品表示検定に合格する一番の近道は「食品表示検定認定テキスト・中級」を繰り返し読んで知識を定着させることです。繰り返しテキストを読むことにより、食品表示の実際についての理解を深めると共に、過去問題を解いて実際の試験問題に慣れていく必要があります。食品表示検定中級の過去問題は、食品表示検定協会の実施しているセミナーを受けることで入手可能ですので、セミナーの受講を検討するのもひとつかと思います。また、2022年度からは「中級用の問題集」も販売されていますので、こちらの問題集を購入して、多くの問題に触れることが大切です。

JTEX通信教育の「よくわかる 食品表示マスターコース」は主テキストとして、検定認定テキストを使用しており、副読本としてJTEXオリジナルの食品表示問題集が付属していますので、受講することで、効率よく学習を進めていくことが可能となっています。

勉強を進めるに当たって、念頭に置いておきたいこととしては、学習初期から問題を解くことです。試験の直前に過去問を含む問題を解き始めた場合に分からない箇所が多く出てきた場合、そこから知識の整理を行うのは至難の業です。
そのような状態を避けるためにも、テキストを読み込んで内容を理解するのと並行して、該当箇所の問題解答を進めていくことが大切です。テキストを読み込むことで、覚えたと思っていても、いざ過去問を解くと分からない箇所は山ほど出てきます。問題を都度都度解いていくことで、出題傾向をつかみ、しっかりと理解することができます。試験直前にはほとんどの問題に見覚えがあり、見直しとして取り組めるような状態にすることがベストです。

また、試験範囲としては、テキストのどの章からもまんべんなく出題される点は理解しておきましょう。その中でも「添加物」「原産地」「個別的義務表示」「アレルギー」「JAS」「機能性食品」等のカテゴリがよく出題されるポイントであることを覚えておくと、効率よく学習を進める際に役立ちます。

ここまで食品表示検定受験に向けた勉強方法について説明をしてきました。食品表示検定は近年受験者数も増えている注目の資格です。試験範囲は幅広く、細かい内容を覚える必要がありますが、独学でも合格可能な難易度の資格と言えます。
JTEX通信教育講座を活用し、効率的な学習を進めてみましょう。

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