シーケンス制御の基礎(自動化のしくみ)|JTEX 職業訓練法人日本技能教育開発センター

JTEXが取り組むSDGsの目標
プライバシーマーク制度
SuperGrace
  • Twitter
  • YouTube JTEXチャンネル
-最新情報をお届けいたします-
  1. 全講座一覧
  2. 生涯訓練講座
  3. ものづくり(技術)
  4. 制御
  5. シーケンス制御の基礎(自動化のしくみ)

講座詳細

シーケンス制御の基礎(自動化のしくみ)

講座コード: S38

受講期間:3ヵ月

レベル:入門 初級 

レポート提出方式: 記述式 記述式

特別受講料(税込):19,800

一般受講料(税込):22,000

お申込み(個人)

カゴに入れる

お申込み(法人)

講座資料をダウンロードする

こんなコースです


現場保全技術者のためのシーケンス制御基礎講座!!

生産工場の設備や機械の自動化・省力化・無人化に、あらゆる制御技術が適用されています。なかでもシーケンス制御は最も基本的な技術であり、重要な役割を担っています。シーケンス技術の歴史は古く、50年前には実用化が確立され普及してきました。しかし工学的理論の体系化が遅れていて「現場の実学」と言われてます。

本講座は、工場設備の保全を担当している技術者を対象に、制御のABCからリレー回路を中心にした実際のシーケンス制御の考え方、図面の読み方、保全の基礎知識などを習得できるように構成されています。また、PCによるプログラム事例も紹介しております。

講座の特色

  • シーケンス制御の基本概念が理解できます。
  • リレーシーケンスの基本的回路が理解でき、簡単な回路が組めるようになります。

教材構成

  • テキスト:2冊
  • レポート回数:3回

主な項目

No. 主 な 項 目
1 ● シーケンス制御の概念を学び、制御機器の種類と使い方を理解する
1章 オートメーションとシーケンス制御
制御とは   制御の種類   シーケンス制御の構成
シーケンス制御の役割   シーケンス制御の歴史

2章 制御機器の種類
制御機器の分類
論理回路用機器(電磁リレー、タイマ、カウンタ)
指令用機器(操作スイッチ)   検出用機器
制御操作用機器   表示・警報用機器
操作駆動用機器   配線用器具   制御盤
2 ● シーケンス論理回路の基礎を理解し、回路図面の表現方法を学習する
3章 シーケンス論理回路(有接点リレー)
反応槽のシーケンス   基本回路
組合せ論理回路   順序制御論理回路
インタロック回路   運転インタロック
タイマ回路   回路を作ってみよう!(理解度チェック)

4章 プログラマブルコントローラ(PC)
PCとは   PCの構成   PCの動作原理
入出力部   周辺機器(プログラミングパネル)
FAにおけるPC

5章 PCのシーケンスプログラム
有接点リレーとの違い   入力リレーと出力コイル
リレー回路とプログラムローダ
リレー回路のプログラム命令
パルス(微分)接点回路   タイマ回路
カウンタ回路   PCプログラム命令 
  プログラム演習例題
3
6章 シーケンスの表現
表現法の種類   フローチャート
タイムチャート   シーケンス回路図

7章 シーケンス制御回路
電動機の始動シーケンス制御(スターデルタ回路)
工作機械のシーケンス制御(近接スイッチによる位置決め制御)
簡易エレベータのシーケンス制御
移載装置(移載ロボット)のシーケンス制御
給排水設備のシーケンス制御
輸送設備のシーケンス制御   反応槽のシーケンス制御

8章 シーケンス制御システムの保守・点検
保全(保守・点検)の考え方   予防保全
トラブルシューティング
電気機器(部品)の点検と保守
PCの点検と保守   測定器の使用法
PCシステムのトラブルシューティング

9章 シーケンス制御に関する規格
国内規格の概要   海外規格の概要   規格資料

受講者の声

実用的な例が多く、とても楽しい学びでした。ぱっと見、理解しづらい回路もテキストを読むことでよく理解できました。

年々工場の自動化への取組みが続いており、シーケンス制御をここで学ぶことができて良かった。

市販本より詳しく理解が深まりました。ありがとうございます。上巻最後の演習例題が難解で、テキストを見ても解らず解答を見て勉強しました。添削指導が良かったです。

JTEXさんの参考書は分かりやすいですね。ここまで詳細に内容が書かれているとは、正直思ってなかったです。日々、自分自身に力がついてきていると実感しています。今までは読めなかった制御盤の回路図も、少しずつ読めるようになり内容もわかってきました。ありがとうございました。

今年3月に社内異動があり、職場の先輩や同僚にも分からないことを聞きづらく、どうしたら良いかと悩んでおりました。そんなとき、インターネットでJTEXの通信教育講座を知り受講を決めました。送られてきたテキストを見ると図解で説明されている部分や事例等も理解しやすく、その後の仕事でも今までは人に聞いていた事が、自分ひとりでも出来る様になり、大変役に立っております。また、担当講師の方の指導・講評も的確で、間違えたところも解答・解説でポイントとして説明があり理解に役立ちました。

とてもわかりやすく、電気の初心者にも十分に理解できるものだと感じました。電子関係の復習・基礎レベルの確認になりました。