講座情報
講座コード: B04
受講期間: 4ヵ月
レベル: 中級 上級
レポート提出方式: 記述式
ねらい
あらゆる工業技術の基礎、微積分からラプラス変換までを学ぶ!!
波動や電波を表すには複素関数、電界や磁界を表すにはベクトルが便利です。物体の速度は、移動距離を微分すると求められます。逆に速度を積分すると移動距離が求められます。さらに、波動を周波数成分(スペクトル)に分解して考えると、現象がわかりやすくなり、またフーリエ変換を過渡現象にも応用できるようにしたものがラプラス変換と呼ばれるものです。
本講座により、高度な数学的手法を身につけます。
講座の特色
- 数量を複素数やベクトルとして表現する力を身につけます。
- 微分や積分を実際に解くことによって、微分・積分の考え方を身につけます。
教材構成
- テキスト4冊
- レポート回数:4回
主な項目
No. | 主 な 項 目 |
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1 |
種々の関数を学び、その計算方法をマスターする
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2 |
微分とは何かを理解し、微分の応用を学ぶ
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3 |
積分とは何かを理解し、その計算方法を身につけ、
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4 |
フーリエ変換とラプラス変換の求め方を学び、現象を理解する力を養う
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受講者の声
三角関数・行列・数列・微分積分の理解・把握が深まった。赤本の数学問題を解法する能力が向上した。十分すぎるほど丁寧に難解な数式の算出過程を採点して頂きました。
例題が多いのがよかった。索引は一冊ずつ全部にほしい。
1~4章は理解しやすかったが、5章の微分方程式の後半からフーリエ級数は、私にとっては難解でした。出来れば行間の数式を省略せずに記載して頂くと、もう少し理解が深まったのではないかと感じています。しかし、本教材は非常に幅広く、かつ重要な数学が網羅されていて、非常に良い教材だと思います。また学習期間の4ヶ月も適度な長さであったと思います。
男性 60代 会社員
以前から数学を一度きちんと勉強し直したいと考えていました。この講座を学習して、一定の成果があったと思います。これからも頑張ります。
テキストを読み直すことで解法がわかり、理解につながりました。とても力のつく講座でした。
Q&A
「工業数学の基礎」のレベルはどれくらいですか?
A. 「工業数学」は幅広い範囲を扱っています。
テキストは4冊ありますが、最後の4冊目はフーリエ変換とラプラス変換までが入っています。
しかし、3冊目までは、丁寧に説明していますので、数学の復習にはふさわしい内容だと考えています。
数学に苦手感をお持ちの方は、計算になれていくしかないので、そのつもりで取り組まれることをお勧めします。