試験の方法
第三種電気主任技術者試験は、筆記試験のみで、年2回実施されます。
第三種の出題は5肢択一方式であり、解答はすべてマークシートに記入する試験方法です。
なお、マークシートの記入は、1問につき5つある答えのうち、正答である一つを黒鉛筆で黒く塗りつぶす方式です。筆記用具類は、すべて受験者自身が持参することになっています。
試験科目
次の4科目について行われます。
- 理 論 [電気理論、電子理論、電気計測および電子計測に関するもの]
- 電 力 [発電所および変電所の設計及び運転、送電線路および配電線路(屋内配線を含む)の設計および運用ならびに電気材料に関するもの]
- 機 械 [電気機器、パワーエレクトロニクス、電動機応用、照明、電熱、電気化学、電気加工、自動制御、メカトロニクスならびに電力システムに関する情報伝送および処理に関するもの]
- 法 規 [電気法規(保安に関するものに限る)および電気施設管理に関するもの]
科目別合格制度
この試験には、科目別合格制度があります。すなわち、前項で述べた試験科目(4科目)の一部の科目に合格した場合には科目合格となって、翌年度および翌々年度(3年以内)の試験では、申請によりその合格している科目の試験が免除されます。つまり、3年間で4科目の試験に合格すれば、第三種電気主任技術者試験合格となります。
標準解答および合格基準
この国家試験は資格試験ですから、受験者の成績が所定の基準に達していれば、すべて合格となります。だいたい6割程度以上の点数が取ることができれば、合格は間違いないようです。
資格概要(電気主任技術者)
[こちら]をご参照ください。